【シニアプロが教える上達のツボ】秋葉真一の「ショートパットを外さない方法」編 - SANSPO.COM(サンスポ)

【シニアプロが教える上達のツボ】秋葉真一の「ショートパットを外さない方法」編

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 シニアツアーの今季最終戦「金秀シニア沖縄オープン」が4日、沖縄・かねひで喜瀬CCで開幕する。ツアーを主管する日本プロゴルフ協会(PGA)の協力による「シニアプロが教える上達のツボ」は、ツアー通算5勝の秋葉真一(55)=関文グループ=の2回目。ショートパットを確実に入れるために気を付けるべきことを解説します。(取材構成・伝昌夫、協力・鴻巣カントリークラブ)

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 寒い。ボールが飛ばない。グリーンに止まらない…。冬場はスコアメイクが一段と難しくなります。どのようにプレーしたら、一打でも少なくできるか。正解は「ショートパットを外さない」。これに尽きます。

 会心のドライバーショットを打っても、スコアを縮められるとは限りません。一方で短いパットを外すと無駄な一打が増えるだけでなく、次のホールでのティーショットにも影響を及ぼします。憤りを抑えられなかったり、ミスを取り返そうと強振したりしてスイングのリズムが乱れる。グッドショットは期待できないのが現実です。冬場のゴルフでこそ、グリーン上でのストローク数を減らすのが賢いスコアメイク法となるのです。

 パットラインを想定し、ボール前方数十センチ地点に目印を定め、そこにボールを通すように打ち出しましょう。ショートパットを一発で決める秘訣は「パターヘッドの芯」で「ボールの芯」を打つこと。構えた際に視界の左端にカップが見える1・5メートルほどの短い距離で、ボールをジャストミートしたパットなら8割以上はカップインできます。

 それができない主な原因は2つ。カップインするかどうかの結果を見ようとしてインパクト直前から頭を左に動かし、目線をカップに向けてしまう。もう一つは、距離に見合っていないバックストロークを取っていることです。

 前者は頭が動くことでストローク軌道が乱れ、後者は振り幅が大き過ぎるとインパクトを緩めてしまい、小さ過ぎるとヘッドを急加速させてしまう。いずれも芯では捕らえられません。バックストロークはヘッドを右足前に引く程度で十分。パットは振り子のようにストロークするので、フィニッシュ位置は左足前あたりでいいです。

 そして、しっかりしたインパクト音がするように振り出し、ヘッドの芯でボールの芯をヒットする瞬間=インパクトを注視すること。さらには、インパクト音を聞くことに徹するのです。音を聞こうとすれば、目線もその方向へ向けるのが人間の習性。それを利用しましょう。

 パットの“結果”を見るのはミスのもと。インパクト音を聞くようにすれば、頭を動かさずにカップインする音も聞けるようになる。ショートパットのカップイン率が劇的にアップします。

★今週のシニアツアー

 新型コロナの影響で4月から延期された「金秀シニア沖縄オープン」が4、5日の2日間、沖縄・かねひで喜瀬CCで今季最終戦として開催される。現在賞金ランキング1位の寺西明(54)=安原HD、同2位の篠崎紀夫(51)=北谷津Gガーデン、前週の「いわさき白露シニア」を制した同4位の溝口英二(55)=フリー=らプロ72人が出場予定で、今季賞金王が決定する。大会は観客を入れて開催。賞金総額2500万円。

秋葉 真一(あきば・しんいち)

 1965(昭和40)年7月15日生まれ、55歳。神奈川・横須賀市出身。横須賀市立工高では野球部所属。同高卒業後に就職した建設会社が倒産して20歳でゴルフを始めた。93年に28歳でプロテスト合格。2015年にシニア入りして同年11月「ISPSハンダカップ・フィランスロピーシニア」で初優勝。昨季は2勝して賞金ランキング5位に入った。シニア通算5勝。180センチ、76キロ。

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