【シニアプロが教える上達のツボ】秋葉真一の「ドライバー」編 - SANSPO.COM(サンスポ)

【シニアプロが教える上達のツボ】秋葉真一の「ドライバー」編

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 シニアツアー「いわさき白露シニア」が27日、鹿児島・いぶすきGC開聞Cで開幕する。ツアーを主管する日本プロゴルフ協会(PGA)の協力による「シニアプロが教える上達のツボ」は、昨季2勝を挙げ賞金ランキング5位だった秋葉真一(55)=関文グループ=が登場。冬場のコースでスコアメイクするためにランの出る低弾道ショットの打ち方を伝授します。(取材構成・伝昌夫、協力・鴻巣カントリークラブ)

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 寒い冬場のラウンドは、セーターやウインドブレーカーなどの重ね着によって体がどうしても動きづらくなります。気温の低さからボールが上がりにくく、木枯らしが吹くとショットの方向性もおぼつかなくなる。ボールが飛ばない、左右に曲がる…。これではゴルフを楽しめません。朝一番のドライバーショットでは緊張感も手伝って、思うようなボールを打てない条件が上積みされてしまいます。

 しかし、これらの悪条件を賢く利用すれば飛距離を意外に出すことができ、しかもフェアウエーを確実に捕らえられ、冬ゴルフを楽しめるようにできるのです。

 コースが緑色に染まっている夏場とは違って、冬場のコースは芝枯れで茶色ですが、それだけ芝草の抵抗は少ない。ボールがよく転がる状態なので、ランの出る低弾道ショットを打てば飛距離を十分稼げる利点があると考えてください。

 イメージは、「ドライバーでランニングアプローチショットを打つ」です。具体的にはティーアップを通常よりボール2個分ほど右足寄りにして、指2本分の高さの低いティーアップに抑えるだけでOK。ダフりそうに思えるかもしれませんが、ドライバーヘッドをソールしてフェース面をボールにあてがってみれば、スイートエリアでとらえられることが理解できるはずです。

 打ち出し角度が低いショットを打つため、ダウンスイングの際にボールを上げようとして右肩を下げたり、ヘッドアップしたりするミスを自然と抑えられる効果もあります。

 スイングポイントとしては、通常のランニングアプローチショットと同じように体の正面からグリップ位置をズラさず、体のターンと腕の振りを同調させる。インパクトエリアでクラブヘッドをレベルに走らせ、低く振り抜くことです。クラブが肩の高さに収まる低いフィニッシュを取るようにすることで簡単に低弾道ショットが打てるようになります。

 大きなキャリーボールではなく、力強く低く飛び出し、ランで距離を出す。ランニングアプローチで左右に曲げてしまうことがないのと同じで、さらに風にも左右されないのでショットの安定性は高まるばかりです。

★今週のシニアツアー

 今季7戦目の「いわさき白露シニア」が27~29日の3日間、鹿児島・いぶすきGC開聞Cで開催される。レギュラーツアー48勝の中嶋常幸(66)=静ヒルズCC、14日閉幕の「コスモヘルスカップ・シニア」でシニア通算3勝目を挙げた水巻善典(62)=鳴尾GC、秋葉真一ら72人が出場予定。大会は観客を入れて開催され、出場選手によるレッスン会や試打会なども行われる。賞金総額6000万円。

秋葉 真一(あきば・しんいち)

 1965(昭和40)年7月15日生まれ、55歳。神奈川・横須賀市出身。横須賀市立工高では野球部所属。同高卒業後に就職した建設会社が倒産して20歳でゴルフを始めた。93年に28歳でプロテスト合格。2015年にシニア入りして同年11月「ISPSハンダカップ・フィランスロピーシニア」で初優勝。昨季は2勝して賞金ランキング5位に入った。シニア通算5勝。180センチ、76キロ。

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