金谷、アマ選手として決勝!大学の先輩・松山以来2人目/マスターズ - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

金谷、アマ選手として決勝!大学の先輩・松山以来2人目/マスターズ

更新

1番でティーショットを放ち、打球の行方を見る金谷(中央)。前半からバーディーを量産した (共同)  マスターズ第3日(13日=日本時間14日、オーガスタナショナルGC=7475ヤード、パー72)日本のアマチュア選手で2人目となる予選通過を果たし、57位から出た金谷拓実(20)=東北福祉大3年=は、ハーフを終えて5バーディー、1ボギーの通算1アンダー。前日12日の第2ラウンドで、14年ぶり5度目の大会優勝を狙うタイガー・ウッズ(43)=米国=は68で回り、通算6アンダーで6位に浮上。67だったジェーソン・デー(31)=オーストラリア=ら5人が通算7アンダーで首位に並んだ。

<< 下に続く >>

 白いシャツでコースに入った金谷は2番(パー5)、グリーン手前からピンまで3メートルにつけてバーディーを奪うと、3番(パー4)ではピン右1メートル弱にぴたり。2011年の松山英樹(27)=LEXUS=以来のローアマに向けて、連続バーディーで勢いに乗った。

 前日12日(日本時間13日)の第2Rでは東北福祉大の偉大な先輩、松山に続く快挙を達成。苦しみながらも日本勢のアマ選手で2人目の予選通過を果たした。「途中で諦めそうになったけど、諦めちゃいけないと思って踏ん張れた。神様が見てくれて、長いパットが入ってくれたのかなと思う」と語った。

 土俵際から粘った。13番(パー5)のボギーで通算5オーバーとしたが「最後の5ホールでバーディーを3つ取ろうと思った」と気持ちを切り替えた。15番(パー5)でグリーン奥からの3打目のアプローチを寄せてバーディー。続く16番(パー3)では、15メートルのバーディーパットをねじ込み、拳を振り下ろした。

 18番で2打目を放った直後に雷雲接近のため競技は中断。一度クラブハウスに戻り、いすに座って3打目のアプローチのことだけを考えた。30分後にプレーは再開。ラウンド中に取り戻した集中力を切らすことなく、1メートルに寄せ、パーにつなげた。

 広島県出身で大のカープファン。1週間前に現地入りしてからも、セ・リーグの最下位に沈むチームのことが気がかりで、試合の結果を毎日チェックした。予選通過のかかった第2Rはカープカラーの赤いウエアでプレー。「調子が悪いカープを応援したい」と奮起した。

 「優勝争いできる自信はない。全部が足りないと思っている」

 予選カットライン(トップから10打差以内)ぎりぎりでの通過とあって、手放しでは喜べない。金谷がローアマに贈られる「シルバーカップ」を目指し、チャージをかける。(白石大地)

★2011、12年松山英樹のマスターズVTR

 11年初出場の松山は、日本選手のアマチュアでは初めて決勝ラウンド(R)に進出。19歳1カ月での予選通過は日本勢最年少だった。決勝Rでは27位に入り、日本勢として初めてローアマに輝いた。12年は31位で予選通過。最終日に80をたたき、54位に終わった。2年連続でのローアマも逃し、悔し涙を流した。

データBOX

 ◎…日本勢は松山英樹、小平智、金谷拓実が予選を通過した。日本勢3人の予選通過は中嶋常幸、青木功、羽川豊が出た1983年以来。

リーダーボードへツアー日程へ

PR