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【体幹で感じるゴルフ】ステップ打ちドリル、引っ張り合って飛ばせ

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両足を肩幅よりも広く開き、ボールは左足前に置いてから左足を右足にくっつける  体幹トレーニングを取り入れたゴルフレッスンスタジオ「TAIKANZ GOLF(タイカンズゴルフ)」で指導するPGAティーチングプロA級、南田陽平コーチ(32)による「体幹で感じるゴルフ」の最終回は、上半身と下半身が“引っ張り合う”スイングにより飛距離アップにつなげるレッスンです。ドリルとしてステップ打ちを紹介します。(取材構成・稲垣博昭、写真・菊本和人)

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 ゴルフスイングの連続写真を見ながら、部分的に形をとってスイングを勉強するゴルファーは少なくないはずです。

 一部を切り取るだけでは上達しません。ボールを投げるときに、いちいち投球動作の途中では止めないはず。実際、動きを確認しながらスイングするゴルファーはいません。ボールに当てようとする意識が強すぎると、動きがつながらなくなります。運動連鎖によってスイングは作られます。

 ゴルフのスイングは、上半身と下半身が“引っ張り合って打つ”。これを体に覚えさせることが大事です。そのために、ステップ打ちをおすすめします。7番アイアンを使って、次のようにやってみましょう。

 (1)両足を肩幅よりも広く開き、ボールは左足前に置いてから左足を右足にくっつけます(2)クラブヘッドをテークバックする前に、まず目標方向に動かしてからスイング始動します(3)始動からクラブヘッドが体の正面にきたときに左足を開きます。ここで注意してほしいのは、左足の動かし方。スイングトップの位置にきたときにではなく、体の正面で開きます。そして(4)トップの位置を気にせず、スイングして大きくフォロースルーをとりましょう。

 (1)-(4)の動きを体感してもらえば分かりますが、下半身は左足の動きにより左方向に力が働く一方で、クラブを握っている上半身は逆の右方向へ引っ張られます。この上半身と下半身の引っ張り合いが、いろいろな効果をもたらします。

 まず、トップ位置を気にせずに“自然体”でスイングできます。さらにトップ位置からダウンスイングにかけての動きで下半身、胸骨、最後に腕を動かすという運動連鎖を身につけることができます。腕からスイングする“手打ち”の矯正につながります。

 引っ張り合って打つことができれば、飛距離も伸びます。ステップ打ちのドリルは、球を打たず素振りだけでも効果があります。スイング作りに役立つはずですから、実践してみてください。

★体幹チェック

 連動した動きを覚えるには、重い物を持ったままスイングしてみるのがいいでしょう。たとえば、アイアン4本を持ってみたり、重さ3キロのボールを両手で持ったりして、ダウンスイングで動かすポイントを覚えます。力まずリラックスした状態で、ダウンスイングの際に下半身、おなか、肋骨(ろっこつ)、腕とゆっくり動かすだけで体幹を鍛えられます。

南田 陽平(みなみだ・ようへい)

 1986(昭和61)年12月30日生まれ、32歳。大阪府出身。15歳でゴルフを始める。大学卒業後、ティーチングプロを目指して2014年に日本プロゴルフ協会(PGA)のティーチングプロA級、ジュニア指導員の資格を取得。現在は体幹トレーニングフィールド「タイカンズ新宿御苑」で多くのアマチュアゴルファーを指導する。167センチ、60キロ。

TAIKANZ GOLF(タイカンズゴルフ)

 フィットネスクラブなどを経営するライフウェル(本社・東京都町田市)が個人フィットネスに特化したスポーツジムと個人トレーニングサポート施設「タイカンズ」(東京都新宿区)に、ゴルフ部門を2009年オープン。運動の基礎となる「体幹」とゴルフ技術を両面から向上させるプログラムが用意されている。「誰でもできる『ゴルフ体幹』の鍛え方」(日本経済新聞出版社)はゴルフレッスン書では異例の約1万部を売り上げた。

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