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鈴木愛、ツアー通算10勝!逆転今季初Vで賞金女王奪還宣言/国内女子

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通算10勝目を挙げた鈴木。生まれ育った四国で初優勝。地元ファンを喜ばせた  ヨコハマタイヤPRGRレディス最終日(17日、高知・土佐CC=6228ヤード、パー72)首位に2打差の3位から出た鈴木愛(24)=セールスフォース=が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算9アンダーで逆転優勝。2位に4打差をつける圧勝で節目のツアー通算10勝目とし、2年ぶりの賞金女王奪還を宣言した。2位は葭葉ルミ(26)=富士住建。首位に並んで出た大城さつき(29)=フリー=は通算3アンダーで6位だった。

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 2メートルのバーディーパットがカップに吸い込まれると、右手をグッと握りしめた。優勝を確信した徳島出身の鈴木は、最終18番グリーン上でとびきりの笑顔をみせた。

 「初めて四国の試合で勝てて、とてもうれしい。節目の10勝目をここで決めることができてよかった」

 音を立てて吹き荒れる強風。首位から出た大城、ペ・ソンウ(韓国)ら上位陣が崩れる中、2017年賞金女王は耐えた。「勝負どころ」と話したのが11番(パー4)。苦手のフックラインを読み切って5メートルを沈めバーディー。15番(パー5)でも6メートルを決め後続を突き放した。7年連続プレーオフ(PO)決着が続き、自身も15年と昨年にPOで涙をのんだ大会。今年は2位に4打差をつける圧勝劇だ。

 2年連続賞金女王のタイトルを狙った昨季、前半戦だけで4勝を挙げたが後半戦は右手首の故障や腰痛などに苦しみ、女王の座を逃して賞金ランキング3位。その反省から、オフは体のケアに重きを置いてきた。

 ストレッチは朝、夕と欠かさない。新たなトレーナーから教わったマッサージで、体の横側を重点的にほぐす。さらに膝に負担をかけないように立ち方、歩き方も改善。「痛みなくできている」と不安なくシーズンを迎えた。ただ前週の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は、17年10月「マスターズGCレディース」以来29試合ぶりの予選落ち。「ここまでうまくいかないのか」。試合後は一人涙を流した。

 「やってきたことは間違っていなかった。今季の目標は5勝、そして賞金女王になること」

 PO敗退、昨季の負傷、開幕戦の予選落ちとさまざまな悔しさを一気に払拭する通算10勝目。女王奪還へ、大きく一歩踏み出した。 (原田遼太郎)

データBOX

 ◎…鈴木が24歳312日でツアー通算10勝を達成。国内女子では6番目の若さとなる。最年少達成は2005年の宮里藍で20歳133日。

 ◎…この大会は12年から昨年までツアー最多の7年連続でプレーオフ決着が続いていた。今年で記録更新はストップ。

鈴木 愛(すずき・あい)

 1994(平成6)年5月9日生まれ、24歳。徳島・三好郡出身。小学5年でゴルフを始める。2013年「中国女子アマ」で優勝。同年8月のプロテストに合格。14年の「日本女子プロ選手権」で初優勝を果たし、17年は2勝して賞金女王に輝いた。昨季は4勝を挙げて獲得賞金1億4023万4839円でランキング3位。通算10勝。155センチ、55キロ。

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