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東京五輪ゴルフはカメラ撮影OK? 倉本氏警鐘…シャッター音がプレーの妨げに

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 2020年東京五輪のゴルフコース説明会が25日、会場となる埼玉・川越市の霞ヶ関CC東コースで報道陣110名を集めて行われた。日本ゴルフ協会(JGA)五輪競技対策本部の倉本昌弘強化委員長(63)は、現状では他の競技と同様に携帯電話のカメラ機能を使って写真撮影が認められることを明らかにし、シャッター音などが競技進行に悪影響を及ぼすと警鐘を鳴らした。

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 東京五輪のゴルフ会場では、ギャラリーからのシャッター音が鳴り止まないかもしれない。

 「カメラが駄目なんてオリンピックのルールにはないんです」

 コースの説明をしていた倉本強化委員長が突然、声を大にして問題点を指摘した。五輪では観客がトップ選手をカメラに収めようとするのは当然で、撮影が禁止されている競技はない。近年はスマートフォンなどのカメラ機能を使って手軽に撮影できる。

 一方、日本や韓国の携帯電話は隠し撮りなどの迷惑行為を防ぐため、「パシャッ」とシャッター音が鳴る。欧米などはシャッター音をオフに切り替えることができ、海外のゴルフツアーでは音を鳴らさずに撮影するギャラリーが増えている。

 ゴルフ観戦に慣れている人なら、選手がアドレスに入った後に音を出すのはマナー違反と理解しているが、このままだと五輪で初めて観戦する日本の観客が知らずに撮影し、プレーに影響を及ぼす可能性がある。

 JGAは3月に来日予定の国際ゴルフ連盟(IGF)に訴えることにしているが、現時点では何も話し合われていない。「選手ファースト」のためにも早急な対応が望まれる。 (稲垣博昭)

★国内では原則禁止、邪魔にならない場所“解禁”

 携帯電話やスマートフォンのカメラ機能でシャッター音が鳴る日本では、ゴルフの各大会では撮影が原則禁止されている。「カメラ撮影禁止」の看板を立てたり大会スタッフが札を掲げたりし、選手に影響しないように呼びかけている。ただ、日本男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は選手会と協力し、プレーの邪魔にならない場所で一部解禁している。

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