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石川遼、4日間で2勝の離れ業「ツアーでもいい成績を残していきたい」/国内男子

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岐阜オープンで優勝した石川遼(左)とベストアマの湯原光  男子ゴルフのツアー外競技、岐阜オープンは8日、岐阜県の各務原CC(6917ヤード、パー72)で決勝ラウンドが行われ、8位から出た初出場の石川遼(26)=CASIO=が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダーで逆転優勝を果たした。6日の「千葉オープン」に続く2戦連続V。米国でマスターズが開催されている中、4日間で2勝を挙げ、12日から始まるツアー国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」(三重・東建多度CC名古屋)に弾みをつけた。

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 最終18番パー5、2メートルのバーディーパットを決めると、右拳を握りしめた。石川が2打差を逆転し、「千葉オープン」に続く2試合連続優勝。4日間で2勝の離れ業をやってのけた。

 「まさか勝てるとは思わなかったのでうれしい。結果としてはこれ以上ない」

 前半にスコアを2つ伸ばすと、14番パー5で第3打を1・5メートルにつけてバーディーを奪い、トップをとらえた。15番パー3をボギーとしたが、16番パー4のバーディーで再び首位に並び、最終ホールで抜け出した。

 昨年10月に岐阜で開催された「日本オープン」は絶不調で予選落ちしたが、同じ場所で半年前とはまるで別人のようなプレーを見せた。

 「スイングがかなり変わった。ドライバーショットに一番表れている」。練習からフラットなスイングプレーンを意識。手の通り道を広くすることでヘッドの軌道が安定した。

 「ドライバーでいいティーショットを打ち続けて、取れるところで取った。千葉オープンよりいい内容でやれている」。初めて回ったコースでもしっかりと結果を残した。

 ローカル大会からはい上がる。海の向こうでは「マスターズ」が開催中。2009年から5年連続で出場した石川は、この日もスタート前にテレビ中継を見ていた。世界中が注目し、優勝賞金は2億円を超える。一方、この4日間2勝した石川が手にした賞金は合計660万円(千葉が330万円、岐阜が300万円)。もちろん、最高峰の舞台に戻りたい気持ちはある。

 来年のマスターズ出場について「理想はそう」とした上で「これまで最高の世界ランク29位を更新することが当面の目標」と話した。現在世界ランク203位。まずは6年ぶりに復帰する日本ツアーでの活躍が必要になってくる。

 「いい4日間が過ごせて、最高の締めくくりができた。ツアーでもいい成績を残していきたい」

 12日からのツアー国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」に弾みをつけた4日間。石川の復活劇がここから始まる。

 初日に続き、この日も2500人が会場に詰めかけ、石川は大勢のギャラリーを引き連れてプレーした。「エキサイティングな応援をもらって楽しくできた」。表彰式後には記念撮影やサインの要求に応じ「いよいよ国内の男子ツアーが開幕するので盛り上がっていきたい」と話した。

 石川は今季から史上最年少(26歳)で選手会長と日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長を務める。この日の優勝スピーチでは「10年後、20年後、日本のゴルフがさらに発展し、世界に通用する選手が出ていくように頑張りたい」とあいさつ。ゴルフ界を引っ張っていく存在として強い責任感を示した。

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