『必殺仕事人』東山紀之、野際さん市原さん亡くなり決意「後世に伝える」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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『必殺仕事人』東山紀之、野際さん市原さん亡くなり決意「後世に伝える」

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新元号に向けて決意を新たにした東山ら仕事人の面々(京都市右京区)  俳優、東山紀之(52)が京都市右京区の松竹撮影所でテレビ朝日系スペシャルドラマ「必殺仕事人 2019」(今春放送)の取材会を行った。姑(しゅうとめ)役の女優、野際陽子さん(享年81)、オープニングナレーションを務める市原悦子さん(同82)が亡くなり、「責任がさらに大きくなった。後世に伝えなければ」と決意も新た。姑の妹役でキムラ緑子(57)が加わって「ムコ殿!」ポジションを継承、市原さんの“続投”も決まり、“平成最後の仕事人”は新元号での活躍を見据えている。

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 2007年に藤田まことさん(享年76)の演じた中村主水を引き継ぎ、仕事人・渡辺小五郎として「必殺」シリーズをけん引する東山が京都・太秦で寂寥感をにじませた。

 「ここに来ると『あの先輩に会えるな、あの方に会えるな』っていう楽しみもあったんですけど…」

 17年初頭、病気を隠して「必殺仕事人 2018」(昨年1月放送)の撮影に臨んだ野際さんが同6月に死去。「あの世の地獄と この世の地獄 どちらも地獄にかわりなし」で始まるオープニングナレーションを務めた市原さんは今月12日に亡くなった。

 「(市原さんは)何度かごあいさつしたこともある。やさしい先輩で、ぜひご一緒させていただきたかった」と、かなわなかった共演を悔やみ、今作への思いを強くした。撮影が早く終わった21日、京都の繁華街、河原町で大ヒット中の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た帰り。藤田さん、野際さんらの顔がしきりに浮かんだという。

 「撮影中も苦しさとか一切見せないプロ意識みたいなのをみなさんに教えてもらった。この作品に携わる責任が大きくなった。(野際さんらの思いを)しっかり受け止めて、この作品を後世に伝えたいなという思いをさらに強く持ちました」

 今回、野際さんの演じた義母、こうは1年前に亡くなったことに。ふさぎがちの妻、ふく(中越典子、39)を案じ、「こうから渡辺家の行く末を頼まれていた」と、こうの妹、てん(キムラ)が同居する。

 「こうの遺志をしっかり継いで、うだつの上がらない小五郎のお尻をたたいていきたい」と腕ぶすキムラに、初共演の東山も「とても雰囲気ある方で楽しみ。“転覆(てん、ふく)”ですからね」とニヤリ。姑・嫁との関係は幸福(こう、ふく)だった前作から、主水時代の戦慄(せん、りつ)に戻る!?

 「平成の時代を振り返って、ちょっとした達成感もあるけど、これからの出会いに期待して、新しい人たちが新しいことをやってくれるのを心待ちにしてる自分もいる」

 必殺ならではの世界観を伝える市原さんのナレーションはそのままに、シリーズは新元号を前に新章へと向かっていく。

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