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古舘伊知郎が引き出した中村メイコの“遺言”/芸能ショナイ業務話

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華麗な人脈を持つ中村メイコ  女優、中村メイコ(84)が著書「もう言っとかないと」(集英社インターナショナル)を先月発売した。フリーアナウンサー、古舘伊知郎(63)が聞き手になり、インタビューに応える形で人生を振り返っている。

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 2歳でデビューした中村は芸歴82年で、テレビの黎明期から芸能界で活躍する生き字引のような存在。古舘は同書で中村を「生ける世界文化遺産」と命名し、改めて華麗な人脈に驚かされる。

 子役のころ、映画の撮影で助監督時代の黒澤明監督を「黒澤のお兄ちゃま」と呼び、おんぶをしてもらっていた。初恋の相手は作家の吉行淳之介氏。作家の三島由紀夫氏には歌手の美空ひばりさんを紹介していた。

 第1子を妊娠しながら、胆石で苦しんでいた50年以上前のある日、銀座で偶然、女優の黒柳徹子と会ったときのエピソードは、らしさ全開。黒柳から石を集めているという理由で、もし珍しい石が出てきたらほしいとリクエストされたという。

 伝説の人たちの名前が活字で並んだだけで圧巻。実況のプロで司会者として百戦錬磨の古舘が聞き手だからか、中村とスターたちとの交友録の情景がリアルに浮かぶ。そして、中村は、夫の神津善行さんと夫婦で別の墓に入るという“終活計画”も明かしている。

 記者にとっては取材のバイブルになりそうな一冊。別の著名人バージョンも拝読してみたい。(R)

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