演歌の伝統と可能性を凝縮した氷川きよしの新アルバム「新・演歌名曲コレクション-勝負の花道-」/週末エンタメ - SANSPO.COM(サンスポ)

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演歌の伝統と可能性を凝縮した氷川きよしの新アルバム「新・演歌名曲コレクション-勝負の花道-」/週末エンタメ

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東京・JR新橋駅前のSL広場で熱唱する氷川きよし。ライフワークのアルバム「新・演歌名曲コレクション」も好調だ  NHK紅白歌合戦にはデビューから18年連続で出場。従来の演歌歌手のイメージを覆すさわやかキャラクターで人気の氷川きよし(40)の進化が止まらない。

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 新アルバム「新・演歌名曲コレクション-勝負の花道-」には♪人生双六、とことん勝負-などの歌詞が印象的な応援歌「勝負の花道」などオリジナル6曲に加え、吉幾三(65)の「酒よ」など名曲カバー6曲の計13曲を収録している。

 オリジナルの「のんき節」では「スーダラ節」や「無責任一代男」で知られるハナ肇とクレージーキャッツをイメージし、肩の力を抜いて歌唱。「咲いてロマンティカ」ではAKB48の「ひこうき雲」や「走れ!ペンギン」など同グループの楽曲を多数手がける編曲家・野中“まさ”雄一氏とタッグ。フラメンコ調のメロディーに挑戦するなど、演歌に軸足を置きながら歌謡曲、J-POP、海外の音楽まで幅広く網羅している。

 氷川が特に強い思いを込めるのはオリジナルの「きよしの人生太鼓」。故郷・福岡を舞台に、けんかっ早いが義理人情に厚い人力車夫・松五郎の生涯を描いた「無法松の一生」の世界観に憧れており、「この歌を平成版『無法松の一生』にしたい」と気合が入る。

 「演歌名曲コレクション」シリーズはデビュー翌年の2001年からリリースし、今作は27作目。年間で平均80公演前後を地道にこなし、2011年から東京・明治座で約1カ月の座長公演を開催するなど表現者としての実力を磨いてきた。

 昨年はフジテレビ系アニメ「ドラゴンボール超」の主題歌でノリノリの楽曲「限界突破×サバイバー」で新境地を開拓。現在は同局系アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(日曜前9・0)で同タイトルの主題歌を歌い、子供たちやママさんにも支持を受けている。

 先月29日には東京・JR新橋駅前のSL広場で「新・演歌名曲コレクション-勝負の花道-」の発売イベントを開催。約5000人が美声に足を止め、サラリーマンに交じって声援を送る女子高生の姿もみられた。

 「ジャンルにとらわれず、歌の心を伝えたい」がモットーの氷川。その挑戦する姿勢で、演歌ファンの拡大に挑む。(山内倫貴)

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