【甘口辛口】山田真貴子氏に感じた「官僚的」冷たさ 答弁で国民の方を向かずに何が広報官か - SANSPO.COM(サンスポ)

【甘口辛口】山田真貴子氏に感じた「官僚的」冷たさ 答弁で国民の方を向かずに何が広報官か

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 ■3月1日 まずは陳謝し、その後は「覚えてない」の決まり文句やら、言い訳やらを繰り返し具体的なことは一切触れない。それが国会に参考人招致された官僚の答弁といわれるが、「東北新社」による総務省幹部への接待問題で渦中の山田真貴子内閣広報官も然り。先週の衆院予算委員会ではまさに教科書通りに答えていた。

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 「飲み会を絶対に断らない女」を自任するわりには「官僚的」という言葉に輪をかけたような冷たさを感じた。放送行政をゆがめかねない疑惑の解明のために呼ばれたのに非協力的。処分された同省の幹部たちも「記憶にない」を連発していたが、2年もたたない前のことを忘れてしまう弱々しい記憶力でよく官僚が務まるものだ。

 単価で7万4203円という驚きの高額接待。聞けば特別職国家公務員の山田氏の月給は117万5000円で、地域手当などの諸手当を含むと年収は約2350万円とか。国会議員の歳費約2200万円といい勝負でそれだけ責任ある立場ともいえるが、一般庶民の生活感覚とは大きなギャップがある。

 「今後の職務を続ける中で、できる限り自らを改善したい」と山田氏は広報官を続投するという。しかし、国民の一番の関心事でも答弁では国民の方は向こうとせず、どこか違う方向を見ながら話していたのに何が広報官なのか。首相の記者会見の司会だけなら他にも適任者はいるだろう。

 「広報官という仕事にこのまま置いておく判断は理解しがたい」という野党の主張はもっともで、今週の国会でさらに追及が続くだろう。月給の10分の6という70万5000円の自主返納で済む話ではない。続投すればするほど国民の不信感は募るばかりではないか。(今村忠)

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