【甘口辛口】病床数の逼迫や命の危険に直結するコロナのリバウンド 感染予防の痩せ我慢はいましばらく続けたい - SANSPO.COM(サンスポ)

【甘口辛口】病床数の逼迫や命の危険に直結するコロナのリバウンド 感染予防の痩せ我慢はいましばらく続けたい

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 ■2月28日 歌手の故島倉千代子さんのヒット曲「愛のさざなみ」は、大人の愛を歌った名曲だ。♪くり返すくり返す さざ波のように…。優しい歌声が懐かしい。などと突然思い出したのには、ワケがある。私事で恐縮だが、苦労して成功したダイエットが、さざ波のようにくり返すリバウンドでまたも失敗したからだ。

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 去年の今頃は休日のランニングに加え、油っぽい食事を避けた結果、やっと3キロ減らすことに成功。身長169センチ、66キロのベスト体重となり、体調も良かった。それなのに、巣ごもり生活でお菓子のおいしさに目覚め、気がつけば3キロ増えてしまった。周囲にも今、「太った」「戻った」とコロナ太りやリバウンドを嘆く声が絶えない。

 その「リバウンド」がにわかに、メディアで別の意味に使われるようになってきた。新型コロナ感染者数の再拡大である。政府は緊急事態宣言について首都圏の1都3県は3月7日まで継続するが、それ以外は28日で解除することを決めた。しかし、専門家の間ではリバウンドを懸念する声が多い。

 解除される府県も飲食店に時短営業を続けるよう求めるなど、解除イコール安全ではない。不安材料は多い。重症者の病床数は減りつつあるとはいえ、首都圏の感染者数の減り方は鈍化。髪の毛が抜けるなど後遺症患者は後を絶たないし、ワクチンが国民全体に行き渡る時期は不透明だ。

 しかも、コロナによる全国の死者は連日、数十人も発表される。体重のリバウンドは諦めもつくが、コロナのリバウンドは病床数の逼迫(ひっぱく)や命の危険に直結する。感染予防の痩せ我慢は宣言のあるなしに関係なく、いましばらく続けたいものだ。(森岡真一郎)

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