北風吹けば絶品アジ!LTでヘビーな引き 東京湾・本牧沖 - SANSPO.COM(サンスポ)

北風吹けば絶品アジ!LTでヘビーな引き 東京湾・本牧沖

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熱血の新井船長(左)の指導で、41センチの大アジをゲットした川目記者。物干しハンガーに午前干した開きは、帰るころには立派な干物に=東京湾・本牧沖  LT(ライトタックル)でヘビーな引きを楽しませてくれる横浜市・磯子『根岸丸』で、ショートアジを堪能してきました。青物を思わせる引きでトップは40~60尾と、数も申し分ない好調ぶり。今回は冬モードの乾燥した北風を利用して、船長お得意の“アジの干物”にも挑戦です。ひとアジ違った絶品マイ干物を求めて、レッツ船上クッキング!!

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 LTといえば20~25センチのアジが遊んでくれるイメージですが、『根岸丸』は違う世界へ連れていってくれるんです。「お客さんに満足してもらいたいじゃない」と新井清司船長がおもてなしするポイントは、海底がガリガリする本牧沖の水深23メートル。根掛かり回避に、着底後は即指示ダナへ。ググッ。突っ込むアタリは船長の狙い通り。29センチに続いて体高ある32センチも。開始早々“ビッグ”リなお出迎えだ。

 海底はカケ上がり。2・5メートルのタナもあっという間にコツン。“底の取り直しは小マメに”が根岸丸流アジ釣りの鉄則です。モーニングサービスが続き、開始1時間で17尾ゲット。食材を確保したところで今回のメインディッシュである干物作りへ。釣ったアジを開いてゴシゴシ…。朝からお日さまも顔を出し、潮風に当たるアジもうれしそうな“干物日和”だ。

 水深32メートルへ移動。グングンッ。さっきとは別物の重量感に興奮していると、一気に突っ込まれ、プチン。これが3連チャン。左隣では、40センチ超が上がっている。左舷でも梶鉄男さん(64、足立区)と弥重子さん(61)夫妻がビッグを手中に「この引きを味わったらやみつきだよ」とニンマリ。月2回は通うほどのハマりぶりだ。

 ここで3回バラシ中の私に、熱血指導で有名な船長のマンツーマン指導がスタートした。時折グングンと突っ込む引きに、「竿は上へ斜め45度だぞ」「突っ込んだら竿を下げて」「今だっ、巻け巻け」と激が飛ぶ。糸が手にめり込むほどの重量感で取り込んだビッグはなんと41センチ。船長と納得の笑顔で最後を締めくくった。

 最終的に20~42センチを20~45尾。29尾分入った私のクーラーをのぞくと、大型主体で倍はある印象だ。干物の出来はというと…じゃじゃーん。太陽の光を浴びて、厚い身が反り返るほどの凝縮ぶり。今が旬のアジの干物を作って、おいしいプラスアルファのアジ釣りを楽しんでみてはいかが。 (川目梢)

 ◆根岸丸流アジの干物

 〔1〕アジのウロコと内臓を取り、腹側から開く。身は歯ブラシなどでしっかり洗う。

 〔2〕半分水が入ったバケツに、ひとつかみ分の塩を入れる。そこに1時間ほどアジを漬ける(船上なら海水でも可)。

 〔3〕ペーパータオルでしっかり拭き取り、ザルやお皿にひと晩(船長は夕方から朝まで)置けば完成(船上では物干しハンガーを利用)。

 船長の特製アジの干物は気分によって、天日&冷蔵庫干しの2パターンに干し分ける。沖の風が冷たくなってくるこの時期は、常連さんから求められるほど人気。行程〔1〕のブラシでしっかり洗う作業が一番大事。臭みが残らないように丁寧な作業がおいしい干物への近道だ。

 ★船長の見通し

 「本牧沖は根がきついので根掛かりに気をつけること。あとは指示ダナを守っていれば難しいことは全くないですよ。ビギナーが多い場合は、富岡沖の優しいポイントを選択することも。皆さんが楽しんでくれるのが何より。分からないことがあれば何でも聞いてください」

ガイド

〈船宿〉サンスポ推薦=磯子『根岸丸』電話045・761・5031〈交通〉JR京浜東北線・根岸駅下車、電話で送迎あり。マイカーは首都高速湾岸線・本牧ICから約10分、磯子ICからはUターンで約5分〈乗合料金〉餌コマセ氷付き8000円。7時10分出船。毎週木曜日が定休。

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