アカイカ手ごわい!きくりん突撃参戦 アタリ取る難しさを実感/関西フィッシング - SANSPO.COM(サンスポ)

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アカイカ手ごわい!きくりん突撃参戦 アタリ取る難しさを実感/関西フィッシング

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「イカメタル甲子園」予選に参戦した菊池雄一さん 24日の決勝進出者にエールを送った(撮影・山本佑)  ハヤブサのきくりんこと菊池雄一さんが10日、「サンスポ杯イカメタル甲子園2019」に突撃参戦した。和歌山・湯浅から出船する「玉市丸」(梅野宜則船長)で、予選参加18人の狭き門に挑戦。台風前のうねりの中で、アカイカのアタリを取る難しさを実感した。イカメタルのきくりん流ガイドとともにご一読ください。

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 8月10日(土)に行われました、玉市丸さまでのイカメタル甲子園予選に選手兼リポーターとして乗船してきました。

 午後3時30分に集合をして、受付を済ませた18人で記念撮影後、乗船し沖に向け出船。ポイントに付いたのは6時すぎくらい。水深は85メートル。前には徳島県伊島が見える沖あいにてスタートフィッシング。

 しばらくして大トモのアングラーの方にヒット。幸先よくアカイカがヒットするも、その後、沈黙が続きます。8時30分をまわり、ポツポツとアカイカがヒットするも時合らしいタイミングはなく厳しい状況です。

 私自身はなにをしてもアタリが出せず、出たと思うと魚やスルメイカのバイトのみ。10時前になり、潮が反転して上り潮に変わったタイミングで、ようやく船中が少し賑わいはじめました。

 なかでも右舷胴の間の山本和人さんと左舷大トモの大谷康典さんの2人は、ラッシュとまではいかないものの、コツコツとアカイカを釣りあげられていきます。2人の釣りを興味深く観察すると、共通点と違う点が混在する状況でした。

 山本さんは水深25~15メートルの浅いレンジに、二段シャクリを入れてステイからのスローなテンションフォールの釣りを展開。一方、大谷さんのレンジは同じく25~15メートルラインではあるが、ごくわずかなシャクリの後、スーパーロングステイの釣り方でした。

 残り30分を切ったところで、山本さんは狙いダナを50~40メートルに変更。理由は、横にいる私が釣りあげるイカのレンジが深いと感じたために、タナ変更作戦に転じたとのこと。私のリールのクラッチを切るタイムを計っていたとは(笑)。

 このタナでも4匹のイカを釣りあげられ、山本さんはトータル17匹。一方、大谷さんは12匹のあとの追加に苦戦され、11時30分ストップフィッシング。

 私の印象は2人ともウネリのある中、1匹1匹を非常に丁寧に釣られていて、綺麗な釣りだなと感心しておりました。

 船長との検量確認を済ませ、山本さんの1位が決まったのですが、決勝戦の参加が叶わないとのことで、8月24日のイカメタル甲子園決勝戦のキップは大谷さんの元へ。

 聞けば大谷さんも、かなりのイカメタルマニアとのことで、決勝戦の戦いが非常に注目されるかと思います。

 サンスポライターの1人として台風前にも関わらず多くの方に、イカメタル甲子園にご参加頂けましたことを感謝し、感想とさせて頂きます。お疲れ様でした。(ハヤブサスタッフ、菊池雄一)

 ★きくりん講座

 和歌山エリアでは流し釣りでアカイカを狙います。私の場合、夕暮れ時はボトムから。メタルが着底後、ワンピッチで誘いを入れながらハンドルを3回くらい巻いて止める。イカメタルゲームは必ず誘いと止めの間が必要です。バイトがあるのは止めた時にのみです。止めの時間は3秒から7秒くらいでしょうか。

 夜になりライトがついて反応が徐々に浮いてくれば、イカのバイトのあるタナを丹念に探り、アタリが出ればそのレンジの上下3メートル前後を丹念に探り、そこからはそれより下に落としません。

 ココがミソです。アタリが少しなくなればタナを深くしたいのがアングラーの心理ですが、急激に誘いのレンジを変えれば確実にタナボケを起こしてしまいます。同船されるアングラーとのタナの共有も必須ですね。

 また、浮いたレンジになれば誘い上げだけではなくフォールの釣りも有効です。フォールの際も1・5~2メートルぐらいの幅での誘いからの止め、そこでアタリが無ければ次のタナまで落とします。

 あとはバイトのあるのはメタルなのか? ドロッパーなのか? の見極めです。当然メタルはオモリが内蔵されているので、誘いに対しての動きが大です。逆にエギやスッテはナチュラルな動きをしますよね。また誘い上げで良くバイトがあるケースはドロッパーにアタる事が多く、フォールの釣りではメタルにアタる事が多いです。これはイカ自体が先に目に触れた、スイッチが入ったルアーを追う習性があるからです。なにげに釣るのではなく考えて釣る事も上達への近道ですよ。

 ★24日の決勝進出者決定

 「イカメタル甲子園2019」決勝(8月24日、和歌山・比井「岬旅館」)に進出できる最後の「2枠」を争う、「イカメタル甲子園・ワンモアチャンスバトル」が17日、和歌山・みなべ堺の「純栄丸」(湯川佳基船長)と白浜・富田浦袋の「代々丸」(●(=さんずいにウかんむりに眉の目が貝)本浩二船長)」の兄弟船「丸浩丸」で開催された。

 「純栄丸」では松岡巨樹さん、「丸浩丸」では浅野透さんが勝ち残り、決勝への切符をつかみ取った。

 ★「かるも丸」で予選参戦

 10日に行われた和歌山・栖原の「かるも丸」(佐藤友則船長)予選には、おなじみシマノアドバイザーの佐々木洋三さんが挑戦した。

 参加選手5人の少数精鋭戦。近くで釣る形になった「玉市丸」と同様、台風前のうねりでアカイカのアタリをとるのに各選手が苦しむ中、右舷に並んだ佐々木さんと竹本大歩巳さんがポツポツとアカイカをヒットさせ、次第にマッチレースの展開に。

 結果は竹本さんが22匹でトップとなり、24日の決勝に進出。佐々木さんは2位、3位に濱中賢さんが入った。

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