【甘口辛口】1歳年上とも思わせるサートゥルナーリア アーモンドアイ回避の凱旋門賞へ? - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

【甘口辛口】1歳年上とも思わせるサートゥルナーリア アーモンドアイ回避の凱旋門賞へ?

更新

無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリア(手前)=中山競馬場(撮影・奈良武)  ■4月19日 競走馬の年齢が数え年だった20世紀。〈タニノムーティエは、五歳なのではないか--という推理がある〉。詩人で劇作家の寺山修司がエッセー「ダービー探偵のでまかせの推理」で書いている。5歳は今の表記で4歳。クラシックレースを争う3歳馬の中に年上が1頭交じっているのでないか-。

<< 下に続く >>

 〈タニノムーティエの馬主の谷水氏は、オーナーブリーダーである。馬主であり生産者でもある氏ならば、その気になりさえすれば一頭ぐらい「かくし馬」を作っておいて、それを登録済みの馬と取り替えることは可能であろう〉〈ことしのタニノムーティエの強さに、何かしら異常なものを感じるのは、私ばかりではないだろう〉。

 4戦無敗で今年の皐月賞を制したサートゥルナーリアに、このエッセーをダブらせた。同馬には昨年暮れ、厩舎と牧場の関係者から「他の2歳より1年先を行っている感じ」という賛辞が出ていたのである。

 探偵になったつもりで推理した。1歳上の兄とすり替えた。あり得ない。現役だし姉だ。オーナーブリーダーのノーザンファームが「かくし馬」を作って入れ替えた。却下。毎年のようにクラシックを勝つ牧場はそんな危険を冒す必要がない。現在、いや昭和の時代でも「替え馬」は不可能。要はともに年上が交じっていると思わせるほど強いのだ。

 そうであるなら…。にわか探偵はひらめいた。サートゥルナーリアは、ダービーで2冠を達成しても菊花賞で3冠を狙わない。世界最高峰の凱旋門賞へ行く。現役最強馬のアーモンドアイが参戦を見送った謎がこれで解ける。生産者兼馬主は“4歳馬”のサートゥルに日本の悲願を託したのだ。当てて名推理と言われたい。(鈴木学)

PR