【甘口辛口】聖火リレーに提案 「Jヴィレッジ」集火式の方がよりストーリー性があって盛り上がるのでは - SANSPO.COM(サンスポ)

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【甘口辛口】聖火リレーに提案 「Jヴィレッジ」集火式の方がよりストーリー性があって盛り上がるのでは

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 ■3月13日 時折利用するJR中央線で都心に向かい、千駄ケ谷を過ぎると右手に11月末の完成を目指す国立競技場が見える。旧国立時代は見えてもスタンドの最上部程度だったのが、新国立はかなりの高さまで電車から見ることができる。「ここでオリンピックをやるぞ」と存在を誇示するようで、まさに威容ではある。

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 来年の東京五輪の開会式まで、12日で500日となった。一体、どんな五輪になるのか。スポーツクライミング、サーフィンなど若者を意識した競技・種目が追加され、過去最多の33競技339種目が実施される。会場も当初の“コンパクト五輪構想”から大幅修正された広域五輪となり10都道県に及ぶ。

 競技日程を見ると大会前半には柔道や競泳、ソフトボール、後半に野球、レスリングなど日本の期待種目がバランスよく並んでいる。12日の新聞にはメダルをとれそうな選手を並べた「メダル予想カレンダー」も載ったが、まだ誰も出場が保証されたわけではない。夏以降に続々決まるようだが、代表になること自体難しい。近くて遠い五輪だ。

 準備は着々と進んでいるようだが、一つ気になったのは組織委員会が福島県の「Jヴィレッジ」を聖火リレーの出発地として最終調整していることだ。原発事故で対応拠点の役割を果たした復興のシンボルとして白羽の矢が立った。わからなくもないが、それでは五輪の主催者である東京都の主体性が感じられない。

 例えば出発は東京とし、各地を回った何コースかの聖火を開会式前夜に「Jヴィレッジ」で集火して空路東京に…。復興への集火式の方が、よりストーリー性があって盛り上がるだろう。東京都は、もっと存在感を見せてもいいのではないか。(今村忠)

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