【甘口辛口】「愛媛ミカンの王様」と「淀川寛平マラソン」 道も人々の思いもどこかでつながっている - SANSPO.COM(サンスポ)

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【甘口辛口】「愛媛ミカンの王様」と「淀川寛平マラソン」 道も人々の思いもどこかでつながっている

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 ■3月3日 昨年暮れの小欄で、西日本豪雨で被災した愛媛県宇和島市吉田町の「奇跡のミカン」を取り上げて以来、折々の旬の柑橘(かんきつ)を現地に直接注文して送ってもらっている。もともとミカン好きだったが、プロが直送してくれる果実はこんなにも新鮮で香りも味も格別だと、初めて知った。

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 復興の手助けにと宣伝して回り、真っ先に反応したのは被災地を支援したくてもどうしたらいいかわからなかった母の友人たちだ。温州ミカンに続いてポンカンをお裾分けすると追加注文が相次ぎ、種を植えて世話を始めた人もいた。ポンカンの次に「愛媛ミカンの王様です」と勧められたのが「甘平(かんぺい)」だった。

 一般の温州ミカンよりかなり大きく、薄い外皮の下で一房一房がしっかり存在を主張。果肉はみっしり詰まり、大きな房を口いっぱい頬張ると驚きの甘さ。1個でおなかいっぱいになる、まさしくミカンの王様に会えた。

 愛媛だけで生産され、名前の由来は形が偏平(へんぺい)で甘いため。宇和島で3歳から11歳まで過ごしたタレント、間寛平とは無関係だそうだ。宇和島ではいまデコポンが旬で、3月中旬からイタリア系ブラッドオレンジの「タロッコ」と「はるか」の出荷が始まる。どうか海も山も穏やかな一年であってほしい。

 寛平が生まれた高知県宿毛市と宇和島市を結ぶ高知・愛媛県道4号は、地元で「かんぺいロード」と呼ばれる。3日は大阪で「淀川寛平マラソン」。東日本大震災、熊本地震、大阪北部地震、北海道胆振東部地震と西日本豪雨の被災地支援を掲げるチャリティー大会で、寛平がホストを務める。道も、人々の思いも、必ずどこかでつながっている。 (親谷誠司)

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