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【甘口辛口】戦国東都で実力を培ったDeNA・上茶谷 覚えておいて損はない珍名投手

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DeNA・上茶谷  ■2月28日 「上茶谷」(かみちゃたに)という名字は京都府南部の山城が起源とされ、日本に約90人しかいないそうだ。かつて小紙の編集局整理部に「茶谷」という少数派名字の記者がいて耳に残っていたが、さらにその上をいく珍名の存在はDeNAのドラフト1位、上茶谷大河投手(東洋大)の登場で初めて知った。

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 実戦登板2試合目となる26日の韓国KIAとの練習試合は先発で2回を投げ、打者7人を1安打無失点に抑えた。小紙によると直球の最速は147キロで、スライダー、カットボールに実戦初披露のチェンジアップを絶妙に織り交ぜたピッチングで開幕ローテ入りに大きく近づいたという。

 東洋大4年の昨春の駒大戦では1試合20奪三振の東都リーグ記録を作った。DeNAには山崎康晃(亜大)、今永昇太(駒大)ら東都出身の先輩投手がいる。「東都では、優勝よりもまず勝ち点2を取って入れ替え戦を回避するのが先決。そのために投手は“負けないピッチング”を心がけ、自然に制球力に磨きがかかる」と関係者。

 戦国東都で培った実力のほどを見せつけた上茶谷は「ローテ入りに向け、結果を残したい。調整とかそんなことは言ってられない」と話した。この時期は甲子園を沸かせた吉田輝星(日本ハム)ら高卒ルーキーが騒がれるのは無理ない。彼らに比べると地味ながら、即戦力の期待に応えるため1年目から活躍しないといけない、という大卒1位の覚悟が伝わってくる。

 甲子園には出場できなかったが、高校は京都学園。前身は伝説の大投手沢村栄治が在籍した京都商業といえば、オールドファンの心にも響くだろう。この珍名投手、覚えておいて損はなさそうだ。 (今村忠)

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