【虎のソナタ】虎2軍、37歳・岩田稔と18歳・高寺に注目!ベテランの奮闘、新人のマッチョ化…成果楽しみや - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】虎2軍、37歳・岩田稔と18歳・高寺に注目!ベテランの奮闘、新人のマッチョ化…成果楽しみや

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 日焼けしている、くらいのレベルではなかったようです。

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 「沖縄にはどのくらい滞在されていたんですか」

 1日夜、キャンプ取材を終えて帰阪する機内で、キャップ長友孝輔はCA(キャビンアテンダント)さんからそう話しかけられました。

 「1カ月です。プロ野球のキャンプの取材をしていたので」

 「あ~、だからそんなに“こんがり”されているんですね」

 長友は「そんなに焦げてるのかなあ」と思いながら、自宅に戻って鏡を見て、別の部分にも驚きました。

 「うわっ、鼻から下が長方形に真っ白」

 マスクのあとがクッキリと残っています。

 「他のトラ番もみんなこの焼け方です。毎年、キャンプから大阪に戻ってくると『なんであいつ、あんなに黒いんや』という視線を浴びますが、今年はいままでとは違うヘンな焼け方をしています。でも、大阪の緊急事態宣言は解除されたけど、この先もずっとマスクをしますから、かまいませんけどね」

 そんな中、ひとりだけ“逆パンダ”のようなマスク焼けがすでにおさまっている記者がいました。2月後半は高知・安芸で2軍のキャンプを取材していたトラ番最年少の織原祥平です。

 「僕はもう、マスクのあとはほとんどなくなりました。高知は曇りの日も多かったので」

 織原は今後もしばらく2軍に帯同。鳴尾浜でのファームの教育リーグなどを取材し、1軍より1週間早い19日に、開幕(対ソフトバンク、筑後)を迎えます。

 「注目しているのはベテランの岩田稔さんです。初実戦(2月28日、四国IL高知戦で1回無安打無失点)の前の日も、吐く息が白くなるくらい寒い日だったんです」

 ブルペンでの調整を終えた岩田稔を取材していると、左手にスキーで使うような手袋をしていました。こんな手袋も持ってくるんですか? 驚く織原に、岩田稔は「しもさん(44歳まで現役を続けた下柳剛)もこうしていた。寒い日もめちゃくちゃ快適だよ。指の保護にもなる」と説明してくれたそうです。

 「さすがだなと思いました。ベテランはそういうところまで気を使うんですね」

 織原が2軍でもうひとり注目したのが、ドラフト7位・高寺(上田西高)です。今年の唯一の高卒新人の彼は、身長178センチで体重75キロ。まだまだ線が細く、キャンプ中は平田2軍監督から「晩飯のとき、食事会場に毎日最後までいろ」と厳命されていたらしい。それで、打ち上げて帰阪するときに、何キロ増えたか聞くと。

 「1キロ減ったって言うんです。平田監督の指示を守って毎夕食、一番遅くまで残って“ドカ食い”したのに、1カ月のキャンプの運動量がそれを上回った。それくらいハードだったということですから」

 エース西勇輝は開幕に間に合いそうでひと安心ですが、左の先発は不足しています。1軍の遊撃の定位置争いは熾烈だけれど、“その先”を目指す新戦力も元気いっぱいに動いて食べています。1週間早く開幕を迎える2軍での、37歳の岩田稔の奮投と18歳の高寺のマッチョ化に、ファンのみなさんも注目してください。

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