【虎のソナタ】佐藤輝は夢がたくさんついてくる選手 子どもたちにバッティング見せてあげたかった - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】佐藤輝は夢がたくさんついてくる選手 子どもたちにバッティング見せてあげたかった

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 3月1日の1軍キャンプ打ち上げまであと3日。選手たちもトラ番たちも、あの憎たらしいコロナに感染することなく無事、完走します。

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 「俺はきょうが最後。長かったぁ」

 1月31日にキャンプ地に入り、宜野座で27泊目の三木建次です。「俺は飛行機が苦手やから、途中で抜けるのが面倒くさかっただけ。まとまった休みは若い記者に取らせてやりたかったし」。

 かっこつけてます。とはいえ、へ~偉いねと感心していたら、そこはビヤ樽、しっかり会社にアピールしてきました。

 「俺は飛行機代が1回で済んでる。そのぶん、経費節減で貢献した。そこを、ぜひ書いといて」

 はいはい。けど、“通し取材”ならその間、中休みを取った他のトラ番より長く泊まってるんやから、宿代と日当で…。「節約」と言っても数千円ちゃうの?

 「いやいや、(2度目の沖縄入りのときに)那覇空港から宜野座までのバス代もかかる。もろもろ入れたら1万円は…」

 はいはい。そのビヤ樽に、キャンプを一人先に打ち上げるにあたって一番印象に残ったことを聞くと、「藤浪の表情」と即答でした。

 「今年はずっと表情が良かった。明るかった。ここ数年の藤浪は、真剣、必死という以上に悲壮感が漂っていた。今年はええ顔してる。手応えがあるんやと思う」

 では、野手なら? と思い、メイングランド担当の原田遼太郎に聞くと予想通りの答えでした。

 「毎日『佐藤輝』『佐藤輝』だった気がします。でもフリー打撃を見ているだけで楽しかったです。夢がたくさんついてくる選手です。打撃練習だけでお金が取れる選手ですよ」

 ただ…と原田は続けました。

 「無観客だったのが、もったいなかった。バックスクリーンにドカンドカンぶつける佐藤輝選手のバッティング練習を見たら、子どもたちは大喜びしたと思います。見せてあげたかったです」

 3月のオープン戦も収容人数を限定し、全席指定席、全席種1席空け(市松模様)で発売することになったくらいだから、ファンが打撃練習の時間に球場に入れるようになるのはまだまだ先なんだろうなあ。

 「そのぶん、僕たちが紙面で詳しく、楽しく伝えていかなきゃいけないですね」

 サブキャップ新里公章です。うん。数千円(本人は1万円以上と主張するが)の経費節減アピールより、こういう言葉の方が頼もしい。と思っていたら、さすがに経費の話だけではと思ったのか、ビヤ樽が別のアピールもしてきました。

 「きょうは、評価が急上昇しているドラフト8位の石井大智を取材した。これが、俺の27泊28日のキャンプ取材の最後の原稿になる」

 えらい力が入っています。その原稿は2面に載っております。読んでやってください。

 「ええ男やった。投げる球も切れがいいけど、話しっぷりも気持ちいいくらいに元気いっぱいや。それに、他の選手は俺、見上げながら話す格好になるけど、石井大は目線が一緒なんや。最後は『ここからが大事やで』って、父親が息子に諭すみたいに言うてもうた。『はいっ!!』と答えてくれたで」

 こらこら、どさくさにまぎれて。石井大は投手としては小柄だけど身長175センチ。どこが「目線が一緒」やねん。まあ、数千円を1万円以上にするヤツだから、160センチを175センチと一緒にするくらいはフツーか。

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