阪神・秋山、140キロ直球&110キロカーブでゼロ封!! - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神・秋山、140キロ直球&110キロカーブでゼロ封!!

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 阪神・秋山拓巳投手(29)が23日、DeNA戦(宜野座)に先発し、3回1安打無失点と好投した。右脇腹の筋挫傷を起こした高橋遥人投手(25)に続き、エースの西勇輝投手(30)もぜんそくの検査のために離脱と先発陣にアクシデントが続く中、首脳陣にアピール。昨季11勝を挙げた右腕が、中心となって引っ張っていく。

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 ■納得の球威と緩急

 強い日差しが照りつける宜野座に、力んだ声が響く。秋山が安定感抜群の投球で、DeNA打線を手玉に取った。

 「このキャンプは、低めの制球も、去年と比べると、だいぶ手応えがある。引き続き精度を上げられるように(したい)」

 この日、許した安打は一回2死のD2位・牧(中大)の中前打のみ。持ち味の制球力で、低めに集める投球が光った。

 特に手応えを感じたのは、三回2死での神里への投球。カウント2-2からこの日最速となる140キロ直球がファウルとなると、続いて110キロのカーブを投じ、左飛に打ち取った。球威と緩急で封じ込め「ファウルのあとのカーブでバッティングさせていない。ああいうことが増えれば、いい内容になってくる」と納得の表情をみせた。

 ■西勇と遥人が離脱

 この日、エースの西勇がぜんそくの検査のため帰阪。もう一人、先発ローテの軸として期待されていた高橋は右脇腹の筋挫傷で別メニュー調整となり、開幕絶望的な状況だ。新助っ人アルカンタラ(前韓国斗山)も来日のめどが立っておらず、おのずと秋山へかかる期待も大きくなる。それは本人も承知の上だ。

 「自分がやらないといけないと思っている。しっかりパフォーマンスを出せる準備というのは怠らずにやりたい」

 ■「2桁勝利を一番の目標に」

 火曜日の登板が続いており、このままならば開幕2カード目、3月30日の広島戦(マツダ)がシーズン初戦となる。大事なカード頭で、チームを勝利に導く投球をする。矢野監督も「例年以上に意識の高さは感じる。ピッチングにもいろんなトレーニングにも出ている。今年は2桁(勝利)は最低ラインなんじゃない?」と高いレベルでの活躍を期待している。

 「連続して結果を残すことができていないので、2桁勝利を一番の目標にがんばりたい」

 2017年に12勝も18、19年は5、4勝。昨季11勝と復活したからこそ、今季にかける思いは強い。アクシデント続きの先発陣を、秋山が引っ張っていく。(菊地峻太朗)

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