【虎のソナタ】安芸でも話題になる佐藤輝の「ホンモノ」ぶり 「楽しみだね」平田2軍監督も興味津々 - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】安芸でも話題になる佐藤輝の「ホンモノ」ぶり 「楽しみだね」平田2軍監督も興味津々

更新

 宜野座では、噂のスーパールーキー佐藤輝が左腕から2安打。「左を打って初めてホンモノ」という声があった中で、ホンマに打ったわけで、「ホンモノ」昇格を認めざるを得ない。しかも、毎試合のようにヒットを打っているのだから、そろそろ「タダモノではない」というレベルに来ているような気がする。

<< 下に続く >>

 1軍キャンプ地にいるデスク阿部祐亮は「ヒットも良かったんですが、フリー打撃がすごい。実は初めてフリー打撃を見ることができたんです。例の密を避ける人数制限で、メイン球場になかなか入れていなかったもので。当たれば、本当に飛びますね」とワクワクが伝わってきそうな、弾んだ声だった。

 さらに1軍の4番に座った2年目・井上も快音を響かせた。若い力がスクスク育ってきているようで。

 「こっちのメンバーもいいでしょう? 1軍に行ってる井上も頑張っているみたいだけれど」

 そう話しかけてきたのは平田2軍監督。「虎のソナタ」は本日は安芸発です。

 平田節は健在だった。

 「頼むから教えてやってよ、若い記者に。掛布、平田の三遊間がどれだけ凄かったかって。みんな、知らないんだよ。ねえ、そうですよね?」

 隣にいた掛布HLTに同意を求める。

 「本当だよな」

 掛布さんも大笑いしながら同調する。

 まあ、事実だ。サード掛布、ショート平田のコンビは、間違いなく1985年のタイガース日本一前後は12球団NO・1だった。

 了解しました。うちの若手に徹底的に教え込んでおきますので。こういう、他愛もない会話が楽しい。

 そんな平田2軍監督がシートノックの際などで、スタンドに腰を掛けてジッと眺めているシーンが。

 「いつもだったらお客さんがおられるから、こんなことはできないんだけれどね。グラウンドレベルからだと気づかないことが、こうしてちょっと高い位置から見ると、発見できることがある。『あの動き、違うな』とかが飛び込んでくる。そこで新たな練習方法が思いついたりする。ことしは結構、こうしてスタンドから見ているんだよ」

 コロナウイルスの蔓延により、ファンが立ち入ることができないスタンド。露店が1つもない安芸というのは初めて見た。閑散、ではなく静寂。1軍よりも2軍キャンプ地が寂しくなるのは当たり前だが、これはちょっと寂しすぎる。

 平田2軍監督も、申し訳ない思いで一杯だろう。ただ、そういう環境だからこそ可能になった“行動範囲”を生かして、チームの強化に取り組もうとしている。

 「報道陣はいつも、こうして高い位置から見ていたんだから、気付くことがいっぱいあったでしょう。もっと早く言って欲しかったなぁ」

 またまた笑いながら、指摘されてしまった。

 すみません。そこまで野球を見る目を持っていないもんで。その代わり、平田さんの楽しさは、原稿にしたいと思ってます。

 「そういえば、宜野座を見てきた掛布さんも、(ドラフト1位の)佐藤輝は想像以上にすごいと言っていたからねぇ。楽しみだね」

 平田さんも気にするドラ1。結局、宜野座でも、安芸でも、佐藤輝の話題で持ちきりでした。

PR

×