【虎のソナタ】ノムさん“帰還”の裏に法大野球部の絆 江本氏がサンスポ代表に「いろいろお願い」 - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】ノムさん“帰還”の裏に法大野球部の絆 江本氏がサンスポ代表に「いろいろお願い」

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 リニューアルオープンした「なんばパークス」の「南海ホークスメモリアルギャラリー」。この日を待っていてくれていたのか、正午のオープンと同時に南海オールドファンとおぼしき人が、新装なった“南海の部屋”へ吸い込まれていった。

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 どれだけすごいモノができあがったかは、1面から3面までをもう一度読み返していただけたら、わかるはず。

 記念のトークショー(クラウドファンディングの返礼品でDVD収録)では、発起人でもあり、最大の功労者でもある江本孟紀さんが舞台裏を紹介していた。

 「サンスポの吉川(達郎)代表が法大野球部の後輩でね、ついつい、いろいろお願いしまして」

 わがサンスポのトップ・吉川代表は、江本さんの説明通り、法大野球部に所属。江本さんは大先輩。阪神の一時代を担った名捕手・木戸克彦さん(現プロスカウト部長)の1年後輩。本紙専属評論家・小早川毅彦氏とは同学年。法大黄金時代の人です。

 私を含めてうちのトラ番記者が、阪神球団が気に入らない記事を書くとすぐに木戸さんが登場。「お前ら、つまらん記事を書くと、吉川に言いつけるぞ」が殺し文句で飛んでくる。偉そうに記者だぞ、ペンは強いぞ、なんて言っているが、サラリーマンだ。上の人に逆らえるはずもない。その名前を出されると、トラ番は一気にシュンとなるのだ。

 その吉川代表も、今回のプロジェクトではフル回転。オフの連載では、江本さん、大阪サンスポの編集局長・畑恵一郎とともに、南海のキャンプ地・大方(おおがた)まで足を運んで、記事も激筆した。

 社を挙げてのプロジェクトなんだなぁ、と記事の一端を任された者たちも、身が引き締まったものです。

 常に身は引き締まっているのだが、いくら頑張ってもなかなか合格点をもらえないでいるのが、宜野座にいるトラ番サブキャップ・新里公章だった。キャップ長友孝輔が休みに入ったため、代役なのだが、慣れないリーダー役に日々、デスクからの怒号の直撃を受け続けている。

 某先輩から「14日は、野村さんのイベントがあるから阪神の原稿は少なめでいいぞ」という情報を入手。信じ込んで「練習試合があるし、藤浪クンが投げるし、そこに佐藤輝クンがホームランでも打てば、同一リーグから1号や! なんて記事を書いていればいいや」な~んて油断していたら、悲惨な一日が待っていた。

 「広島戦が突然、中止になって呆然でした。宜野座で紅白戦かシート打撃をやるというから、慌てて車で約30分かけて戻ったんですが…」

 前も見なくなりそうな土砂降りの中、ちょうど宜野座インターを降りる寸前のこと。ベテラン三木建次から「こっちも少し曇ってきたぞ」というLINEの連絡。

 「えっ、球場まで車で1、2分の場所にいるのに、向こうは降っていないのか。これはラッキー。紅白戦があるぞ」と思ったらしい。

 ところが…。新里の分析によると「雨雲がずっと僕らの車の上空を同じスピードで移動していたんだと思います」。マイペースな新里ならでは発想だ。4、5面の記事では、阪神がドタバタになっているけれど、真相はサンスポトラ番が空前のドタバタに。サブキャップがまたしてもデスクに締め上げられたのは、言うまでもない。

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