【虎のソナタ】2年連続「高卒ルーキー初打席初H」目撃 持ってるデスクが現場で奮闘 - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】2年連続「高卒ルーキー初打席初H」目撃 持ってるデスクが現場で奮闘

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 キャンプも中盤を迎えると、働き詰めのトラ番たちは交代で一時帰阪して休みを取得。情け容赦なく仕事を命じ続けるサンケイスポーツではあるが、さすがに休日ぐらいはもらえる。

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 その間、お休みのトラ番に代わって現場に出向くのは“きのうまで”鬼のような指示を出していたデスクたち。1軍のキャンプ地・宜野座には阿部祐亮、2軍のキャンプ地・安芸には堀啓介。かつてトラ番キャップを務めた精鋭が気分転換?を兼ねて出張した。

 2軍キャンプでは、今季初の対外試合(対四国銀行)。デスク堀はスタンドに陣取ってスコアブックを広げ、あることに気付いた。ペラっとめくったスコアブックの1つ前のページが、何と1年前の阪神2軍vs四国銀行。同じ安芸での練習試合だった。しかも同じ相手。ということは…。

 「この1年間、現場に行ってスコアブックをつけなかった証拠です。コロナ禍でシーズン中も記者はどこの球場でも入場制限があって、結局一度も球場に行かなかったなと改めて思いました」

 それ以上に、堀が感慨深かったのは、1年前の試合の中身。当時ルーキーだった井上広大がプロ初打席の初球をフルスイングでホームラン。衝撃デビューの“歴史的”証人になった日だった。

 希望あふれる当時18歳の活躍。わがサンスポが見逃すはずがない。当然のようにド派手な1面で報じた。執筆したのは、もちろん堀。懐かしくスコアを見比べながら、スタメン記入。すると、またまた気が付いた。

 「きょう相手先発の菊池大樹投手は、去年、井上が2打席目にタイムリーを放った投手だったなぁ。取材したら、『井上選手はちょっと前まで金属バットで打ってたんでしょう。反則ですよ』と素晴らしいコメントを残してくれたんです」

 すると、不思議な現実が。その菊池投手から、ことしのドラフト7位ルーキー、高寺(上田西高)が第1打席でヒットを放ったのだ。

 「これで、2年連続で高卒ルーキーの初打席初安打を目撃しましたよ」

 記者にとって大切なことは? もちろん取材力。そして原稿のうまさも。でも、記事になる現場に出くわす「運」を持ち合わせることが、実は一番重要。これがなければ、記事も書けない。堀デスクは、そういう星の下に生まれてるようで。

 試合後、堀がソーシャルディスタンスを気にしながら、帰路につく菊池投手へ「去年取材したこと、覚えてます?」と声をかけると…。「覚えてますよ。去年は井上選手の話でしたね」と笑顔で応えてくれたとか。菊池投手、ありがとう!

 一方、宜野座をウロウロしていたデスク阿部。想像以上に規制された取材環境に改めて驚いた様子だ。メイン球場はスタンドから見るだけ。言葉を交わしての取材はミックスゾーンのみ。しかも、そこへ行けるのは各社代表1人だけ。数少ない“対面可能場所”がサブグラウンド。阿部が投手陣の特守を眺めていると、岩貞投手が阿部に気づいてあいさつしてくれた。

 というわけで、本日は現場で奮闘するデスク編、ということで。

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