【虎のソナタ】高望みしましょう!優勝できまっせ!胸躍るドライチ4人並びオーダー - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】高望みしましょう!優勝できまっせ!胸躍るドライチ4人並びオーダー

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 トラ番の「高望み」をはるかに上回る打球が飛んでいきました。

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 「長くしゃべっている時間がありません。忙しくなります。うれしいです。頑張って原稿書きます」

 原田遼太郎の声が弾んでいます。「ぺこぱ」じゃありませんが、時を戻そう! 佐藤輝の豪快な一発が出た瞬間から約3時間前。原田との最初の電話は、こんなやり取りでした。

 「佐藤輝選手が打撃練習を始めました。きょうもバックスクリーンにドカン、ドカン当てています。ちょうど日本ハムの選手がグラウンドに入ってきたところです」

 若手主体の日本ハムの選手がみんなダグアウトから身を乗り出して注目の新人のフリー打撃を見ていたそうです。

 「僕も期待しています。7日の紅白戦の実戦初ヒットは一、二塁間をゴロでぎりぎり抜けていった当たりでした。きょうはちゃんとしたのが見たい。高望みはしません。ライナーのいい当たりの二塁打くらいを打ってくれたら」

 それ、十分“高望み”だよとツッコミました。先乗り合同自主トレから宜野座に出張した原田は、10日からたまっている休日をまとめて消化します。数日間キャンプ地を離れるので、その前に佐藤輝らしい当たりを見ておきたいと考えていたのです。

 しかし、結果は紙面でご覧の通り。佐藤輝のパワーと技術は、「虎ソナ班」の私の想像も、原田の高望みのレベルもはるかに超えておりました。

 「でも、心配です」

 うれしがったり心配したり、忙しいヤツやな。ここでもまた時を戻すと、4日の初紅白戦の前です。トラ番それぞれに誰がイチ推しか聞いたとき、原田は「高山さんです。すごいバッティングをしています。新人王に輝いた2016年の高山さんを僕は直接知りませんが、1年目はこんな高山さんだったんだろうなと想像しながら見ています」と力説していたのです。

 あのあと紅白戦で2戦連続マルチ安打。この日も右翼線に痛烈な当たりの適時打。絶好調です。そしてもう一人、原田が注目選手にあげていた井上も左中間二塁打。

 「みんな外野なので。きょうはまだ何も思わずに見られますが、みんなに頑張ってほしいですけど、誰かは出られなくなるわけで。まだ外国人選手も出ていないし」

 それが原田の心配。贅沢な悩みです。

 「きょうの打線の肝は『金本遺産』やで」

 割り込んできたのはビヤ樽三木建次です。1番の高山から佐藤輝、近本、大山。ドラフト1位指名の野手4人が1~4番に並んでいました。

 「ヤクルトと競合して、真中監督がくじを当たりと見間違えてガッツポーズしたあの15年秋のドラフト会議で、就任したばかりの金本監督が高山を引き当てた。16年秋は、周りが即戦力投手を推す中で、金本監督が『右の大砲が必要。大山といういいのがおる』と大山を推して指名したんや。最初みんな“大山って、誰や”て言うてたやんか。けど立派に4番に育った。この打線が組めるのは、金本監督のくじ運と決断があるからや」

 たしかに、ドラフト1位の野手が4人スタメンなんて他の球団でも見たことがない。1985年の阪神でも岡田彰布、佐野仙好、木戸克彦の3人だった。競争はもっと激しくなる。外国人選手も加わってくる。投手力を評価されているけれど、打線も楽しみです。みなさま、今年は「高望み」しましょう。優勝できまっせ!! そう思わせてくれるドライチ4人並びのオーダーと、佐藤輝の豪打でした。

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