【虎のソナタ】万歩計が示す「話題満載キャンプ」 例年は7000~8000歩、今年は初日から連日1万歩超え - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】万歩計が示す「話題満載キャンプ」 例年は7000~8000歩、今年は初日から連日1万歩超え

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 「さあ、きょうも元気出していきましょう」

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 朝、球場へ向かうレンタカーの助手席に座ったトラ番キャップ長友孝輔が携帯電話を取り出して音楽を流し始めました。長友が朝に合う曲に選んだのは、あいみょんの「ハルノヒ」。すると、後部座席に90キロの巨体をシートベルトで固定していたベテラン三木建次から「待った」がかかりました。

 「あいみょんもいいけど、きょうは特別に忙しい日やから、もっとにぎやかな、テンポのいい曲にしよう」

 長友も同意しました。「そうですね。初めての紅白戦もあるし、いったんキャンプ地を離れる藤川(球児)SAがここまでの総括会見をする。侍ジャパンの稲葉(篤紀)監督も視察に来る。どうしてこんなにいろいろまとめてあるのというくらいの日ですから」。

 で、三木に携帯を手渡すと、「じゃあ、まず、これ」。

 流れ始めたのはAKB48の「ヘビーローテーション」。56歳と思えない選曲に、長友も、ハンドルを握っていたサブキャップ新里公章も、ずっこけそうになりました(若手の原田遼太郎は“別便”で移動したので難を逃れています)。

 「次は、これ」

 続いて流れたのは「365日の紙飛行機」。

 「またですか」

 しかし、ビヤ樽は止まりません。

 「何を言う。これは、さや姉(山本彩)が初めてセンターを務めた歌やぞ。朝ドラ(NHK連続テレビ小説)『あさが来た』の主題歌にもなった名曲やぞ」

 さらに3曲目が「Everyday、カチューシャ」。ただこれは、曲が流れ始めてすぐのタイミングで車が球場に到着。長友と新里は3曲連続の“AKB48攻撃”は免れました。

 「着きましたよ。降りますよ」

 「え~、聴いてから行こうや」

 「何を言ってるんすか。きょうは忙しいからと言ったのは三木さんでしょ」

 車から引きずり出されたビヤ樽。その後、トラ番全員、紙飛行機のように球場を飛び回りました。三木は万歩計をつけているのですが、今年は例年以上に歩数が多いらしい。

 「初日からずっと1万1000歩を超えている。きょうは1万3000歩を超えた。シーズン中にナイターで甲子園球場に通って仕事をするときは、家から駅まで歩く歩数と帰宅するときの歩数を入れても7000歩から8000歩。キャンプも例年それくらいやけど、今年は毎日1万歩以上歩いている」

 今年の阪神はそれだけ話題と楽しみが多いということなのでしょう。本日も、稲葉監督がドラフト1位・佐藤輝の侍ジャパンの候補リスト入りを明言の1面から、紅白戦での4位・栄枝、6位・中野の初安打、2年目・西純の好投、そして藤川SAの4面までどひゃっと展開しております。

 それにしても1万3000歩はすごいな。歩幅40センチとしても、5キロ以上になる。

 「いや、距離は3キロいってない」

 なんで? 

 「俺、歩幅20センチくらいやから」

 ビヤ樽はペンギンさんでした。ただし、すごく動き回るペンギンさんです。第2クールの初日にかかるのは「走れ! ペンギン」かな?

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