【虎のソナタ】やっぱり「雨柳」投内連係始めたらパラパラ ひどくはならず天気に恵まれた阪神 - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】やっぱり「雨柳」投内連係始めたらパラパラ ひどくはならず天気に恵まれた阪神

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 火照った顔に冷や汗がドッと吹き出しました。

<< 下に続く >>

 「もしもし、こちらは○○衛生検査センターです」

 この日の紙面総括だった運動部長大澤謙一郎は、いかなる時も携帯電話を手放しません。阪神でも監督を務めた故星野仙一さんの影響です。「いつ何が起きるかわからない。必ず手元に置いている。何時にかかってきてもすぐに出る」。この話を聞いてから、大澤はトイレにも風呂にも持って入っています。

 前日1日、大澤は紙面にめどが立ったあと電車で帰宅。風呂に入っていたときに見知らぬ番号から着信があったのです。午後11時38分。夜中に何事? すぐに出ると、検査センターの方の言葉はこう続きました。

 「菊地峻太朗さんと、門井聡さんのPCR検査の結果ですが」

 え~!? 菊地と門井はトラ番、そして阪神担当のカメラマンとして、高知・安芸の2軍キャンプを取材するために検体をその検査センターに郵送していました。こんな時間にかかってくるということは、まさか!?

 「陰性でした」

 『もう!! 陰性ならメールでいいっすよ』(という心の声は呑み込んで)「連絡ありがとうございます。夜遅くまでお仕事ご苦労さまです」と答えました。しかしその後「なんで俺だけこんなドッキリせなあかんの」とモヤモヤした大澤は、風呂の中から会社に電話。仕事を終えようとしていた写真部のデスク山田喜貴に「いま、○○衛生検査センターから電話があったんや。門井の結果がな…」。わざと一拍置いて沈黙。「え!? まさか!?」。自分と同じ反応をする山田デスクのリアクションを楽しんでから「陰性やて」。

 「もう!! 勘弁してくださいよ~」

 せっかくの星野さんの教えを間違った使い方していると思う。部長の意図的なドッキリ電話はともかく、キャンプ中は、かけるタイミングが本当に難しい。

 この日も、朝9時半だからまだヒマだろうと思って、打者担当の原田遼太郎にかけると「いま早出特守で、糸原、大山、木浪の3人が川相さん(昌弘臨時コーチ)の指導を受けています。ランチタイムのときにお願いします」。

 ランチタイムにかけると「『個別練習』とだけ書かれている糸井さんと合流初日のマルテとサンズがランチ特打を始めました」。千鳥の人気番組「相席食堂」みたいに、「ちょっと待てぃ!」ボタンの連打です。これは、阪神のキャンプが充実している証拠だからいいんですけどね。

 その後、原田からかかってきた電話も、ドッキリではなくうれしい内容でした。糸井が鋭い当たりを連発し、取材でも爆笑の糸井節がサク裂。フリー打撃では新人の佐藤輝がバックスクリーン上に当てる特大弾。この日はブルペンを担当した三木建次から入ってきた「ドラフト2位の伊藤(将)と3位の佐藤蓮だけやなく、8位の石井(大)も新人がみんなええ球投げてる」という話も含め、紙面でたっぷりとごらんになってください。

 昼前から雨がぱらついたのですが、原田からは「きょうは天気にも恵まれました」という変な報告も入りました。

 「降り始めたのはメイングラウンドで投内連係が始まったときです。きょうは青柳さんがメンバーに入っていたんです。青柳さんはやっぱり“雨柳さん”だなぁと思っていたんですが、その後もひどくはならなかったので」

 北へ18キロほどしか離れていない名護は雨が降り続き、日本ハムは終日、室内での練習でした。それを思うと阪神はついている。おかげでサンスポも話題をいっぱい提供できます。今年の阪神、本当に楽しみですぞ。

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