【虎のソナタ】まさかマラソン「ラスト1周」で鐘が鳴るとは…カンカ~ン♪さぁ虎番たちもキャンプイン! - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】まさかマラソン「ラスト1周」で鐘が鳴るとは…カンカ~ン♪さぁ虎番たちもキャンプイン!

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 ラスト1周!

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 と聞けば「鐘」でしょう。ギャンブラーなら競輪場のジャン(打鐘)、陸上ファンならトラックで、必需品です。ただ、まさか大阪国際女子マラソンで「ラスト1周」の鐘が鳴り響くとは思ってもみなかった。鐘の音が醸し出す切迫感が、テレビの前の視聴者の心をさらに揺さぶったのは間違いない。

 「一山、頑張れ!」

 「マオちゃん、ラストだ!」

 みなさん、叫びませんでした? ちなみに「虎のソナタ」筆者は遠く沖縄のホテルのテレビの前で、声を張り上げた。注目された日本記録は生まれなかったが、大会記録は立派のひと言。

 「レース前に会場周辺を歩いたんだけれど、例年に比べると暖かく感じた。ということは、記録的にはしんどいかなぁと思っていたがやはり…」

 早々とレース展開を見抜いていたのはゴルフ担当であり、女子マラソン取材歴30年(ぐらい)の臼杵孝志。相変わらずベテランの目は鋭い。確かに毎年、寒かった。震えながらの出店のカニ汁が異様においしかったりしたもんだ。まあ、微妙な天候のいたずらも、勝負の世界にはよくある話。五輪への貴重なステップにしてもらいたい。

 「これで日本でもペースメーカーの認知度が格段に上がったんじゃないかなあ」

 別の視点でレースを感慨深げに眺めていたのは、昨日の一般スポーツ担当デスク牧慈。

 「僕は2001年に高橋尚子が世界記録を塗り替えたベルリンマラソンを現地で取材してます。あの記録はペースメーカーの力も大きかった。すごいシーンに立ち会えた喜びと同時に、日本でなかなかペースメーカーの意義を理解してもらえない日々も気になっていたから」

 と、昔を思い出しながら、仕事の指示は情け無用。1面から5面まで埋め尽くす膨大な原稿量を現場に通達していた。

 現場キャップは、昨年までのトラ番キャップ大石豊佳。この男、実に心優しい。優しいから、無慈悲な上司から理不尽なぐらいの仕事を押し付けられる。しかも、気の毒なことに、ことしの女子マラソン取材班のメンバーは…。

 前述の臼杵、宮本圭一郎、月僧正弥、安藤理。同期の安藤以外は全員、かなり年上という極めていびつな布陣。高齢化社会の日本だから、どこかの会社にもあるんだろうな、こういう現場が。ちなみに臼杵記者によると「大石が笛吹けど、誰も踊らない状況やね」と大笑いしながら現場の惨状を伝えてきた。笑っていて、いいんだろうか。

 本日は女子マラソンに主役を譲った阪神。以前にも紹介したが、トラ番はかなり快適なホテルで英気を養った。若きトラ番記者が特に気に入っているのが…。

 浴室の小窓からツインベッドの部屋がよく見える。しかも、遮るカーテンは寝室側に。ということは、シャワーを浴びる姿を、ベッドの上から自由に眺められる。そう、〇〇ホテルスタイル。

 「いつか、女の子と来たいです、ここ」

 トラ番・原田遼太郎と織原祥平の、実に正直で、究極におバカな会話であります。ベテラン三木建次はキャンプ地宜野座の顔出しパネルではしゃいでいる。みんな、たぶん、きょうから、そんな妄想をする暇もなく忙しくなるぞ。

 カンカンカ~ン!

 トラ番たちよ、安らぎの時間終了の鐘が鳴っている。さあ、キャンプです!

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