西宮市出身の阪神D1・佐藤輝「感動や勇気を与えられたら」イチローやマー君のようになる! - SANSPO.COM(サンスポ)

西宮市出身の阪神D1・佐藤輝「感動や勇気を与えられたら」イチローやマー君のようになる!

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 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=が17日、鳴尾浜での新人合同自主トレに参加後、オンライン取材に応じた。西宮市出身のルーキーは、阪神大震災の年に神戸に希望を与えたイチロー氏(46)=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=や、2013年に楽天を日本一に導いた田中将大投手(32)=現ヤンキースFA=のように「勇気を与えたい」と誓った。

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 目を閉じて、被災者へ思いをはせた。風化させてはいけない1・17。佐藤輝が言葉を紡いだ。

 「被災された方たちに感動や勇気を与えられたらと思いました。東日本大震災で大変だったとき、楽天の田中将大投手がすごいピッチングで、チームが優勝して勇気を与えたと思う。僕らもそういうことができればいいかなと思います」

 1999年生まれの佐藤輝にとって、阪神・淡路大震災は生まれる前の出来事。それでも大きな被害が出た西宮市で生まれ育った者として「学校でたくさん話を聞いた。大変なことだったんだと感じました」と忘れることはない。2011年には宮城県に住む祖父母を東日本大震災が襲った。ひとごとではない天災の記憶。その2年後、マーくんがみせたスポーツの力、野球の力は、脳裏に深く焼き付いた。

 1995年には、当時22歳シーズンだったオリックスのイチロー氏が打者5冠を獲得する活躍でリーグ優勝に貢献した。3月13日には自身も22歳となる。神戸に前を向く力を与えたあこがれのレジェンドについて問われると「ファンに勇気を与えられるのがプロだと思う。頑張っていきたいです」と誓った。

 現在、神戸だけではなく全国がコロナ禍で再び元気をなくしている。こんなときだからこそプロ野球選手としてできることがある。期待を集めるドライチはこの日、ティー打撃やゴロ捕などで汗を流して「徐々に動けるようになってきて、準備はしっかりできている」と2月のキャンプインを見据えた。

 「結果を残すことが一番、喜んでもらえること。優勝して、パレードができたら一番かなと思います」

 野球の力で勇気を-。西宮が誇る希望の星は、決意を胸に刻んだ。(原田遼太郎)

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