中日、阪神退団・福留の獲得調査 荒木コーチ「一緒にやりたい」 - SANSPO.COM(サンスポ)

中日、阪神退団・福留の獲得調査 荒木コーチ「一緒にやりたい」

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 中日が今季限りで阪神を退団する福留孝介外野手(43)の獲得調査を行っていることが21日、分かった。福留は現役を続行する構えを見せており、勝負強い打撃だけではなく若手育成にも期待がかかる。また、ナゴヤ球場で秋季練習に参加した荒木雅博内野守備走塁コーチ(43)は再び同じユニホームを着ることを願った。

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 名古屋から米大リーグへと羽ばたき、8年間を過ごした阪神を今季限りで退団する。現役続行へ、日々練習に取り組む福留に対し、中日が獲得調査を進めていることが分かった。契約が結ばれれば14年ぶりの復帰になる。

 球団幹部は「現状はまだトライアウトがあるため、動けるときが来たら獲りたい選手はリストアップして動きたい」と話した。12球団合同トライアウトが開催されるのは12月7日。他球団を戦力外となった選手へのアプローチはその後から可能となるため現時点では具体名は避けたが、来季の戦力構想を精査しながら調査を進める見通しだ。

 「中日・福留」を願う一人が荒木内野守備走塁コーチ。秋季練習が行われたこの日、2000年代の強竜時代を築いた同い年に対し、熱い思いを口にした。編成部門については「球団の考え、監督の考えがある」ことと前置きしながらも「やっぱり練習態度とかが見本になるのは間違いない。一緒にやりたいかと言われればもちろんやりたい」と熱烈なラブコールを送った。中日には左打ちの打撃コーチがいない。高橋、京田、根尾ら若手選手への指導にも期待がかかる。

 もちろん、来季44歳の福留の打撃に対しても頼りたい。荒木コーチにとって印象深いのが今年9月18日の阪神戦(ナゴヤドーム)。阪神が5-3と逆転した直後の六回1死一、三塁。代打で出場した福留は初球を左犠飛にし、貴重な追加点を挙げた。「やっぱり技術を持っているなと思った。簡単に初球から打って。経験は大きい」。左の代打も手薄な中、福留の獲得は最高の補強になる。

 「とにかく彼が野球選手としての終わりをきっちりと飾ってほしい。生まれ育った畳の上で辞めていけって思いますよね」

 18年10月13日の引退試合で花束を渡してくれたのが福留だった。竜で始まり、竜で終わるか。福留の最終章のアウトラインがついに見えてきた。

★中日の外野手事情

 今季スタメンで固定されたのは2年連続で最多安打のタイトルを獲得した中堅・大島のみ。来季も右翼と左翼はバトルが展開される。平田は今季開幕からの不振に故障も加わり、55試合の出場にとどまったが、巻き返しが期待される。一発のあるアルモンテがシエラとともに戦力外となったため、井領や武田らにもチャンスがある。

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