【虎のソナタ】トラ番2人の嫌~な予感…本塁打王争い、不気味なソトの存在 - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】トラ番2人の嫌~な予感…本塁打王争い、不気味なソトの存在

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六回、ソト(奥)に勝ち越し弾を浴びるガンケル。記者席では菊地の悲鳴が…  心配、不安…嫌な予感が的中してしまいました。

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 いまのテレビ中継って、地上波でも実際の動きより2秒ほど遅れているのですね。

 「あ~!! いかれてしまった!!」

 五回が終わって3-3。このあと、グラウンド整備の時間に編集局の虎ソナ席から甲子園球場のトラ番菊地峻太朗に電話をかけて話し込んでいたら、菊地が突然、大声で叫んだのです。

 へ? と思ってNHKの画面を観ると、六回先頭のDeNA・ソトは、まだカウント1-1で打席で構えた状態でした。あ、ここで打たれるのか…。

 結果がわかったから、そこからはまるでビデオ映像のように感じました。ガンケルが投じた内角への145キロツーシームは低めにいったのですが、見事にすくい上げられ、打球は左翼ポール方向へ。編集局内では「切れろ!!」という声も飛びましたが、無理。だって現場で2秒前に見届けた菊地が「あ~!!」と叫んでいたんですから。

 テレビ中継の“時差”のせいなので、2秒早い「あ~!!」が菊地の予感なのではありません。実は、勝ち越しソロを打たれる直前に、六回も続投となったガンケルをめぐってこんなやり取りになっていたのです。

 「1週間前の巨人戦を思い出します。ちょっと心配です。でも、いまは早めの継投は難しいですからね」

 3日の巨人戦も先発はガンケル。スコアは五回で0-2。この日と同じく五回裏に打席が回ったのですが、この日と同様に代打起用はなく続投。そして六回に打たれて負けていました。九回のスアレス、八回の藤浪。そこにつなぐまでが今は苦しい。菊地は試合前、鳴尾浜で2軍残留組の練習を取材しています。

 「2軍練習合流3日目の岩崎投手が、きょう2度目のブルペンで30球投げました。練習合流2日目の岩貞投手、馬場投手、浜地投手はまだです。勝利の方程式のメンバーが戻ってくるのは、もう少し時間がかかりそうです」

 巨人が負けません。貯金を30(60勝30敗4分け)にまで増やして、優勝マジックナンバーも12になりました。

 「気にせないかんのはもう巨人より、中日とDeNAや。3位と4位の2チームが、ともに借金2で阪神と2ゲーム差になってしまった」

 割り込んできたのは、ビヤ樽編集委員三木建次です。

 「セ・リーグはことしクライマックスシリーズがないから、2位も3位もそんなに違わん。けど3位と4位は大違いや。阪神は去年3位やったんやから、できれば2位、悪くても3位にはならんと。絶対、Bクラスに落ちたらあかん」

 ビヤ樽とそんな話をしていたら、菊地が言うんです。

 「ソト選手が不気味です。巨人の優勝が早く決まって消化試合が多くなったら、どの球団も若い投手も試すようになって、もっと爆発するんじゃないかと心配です」

 すると、ビヤ樽までが同調してきました。

 「4番を打っている大山や巨人の岡本は相手のマークが厳しい。DeNAは残り試合は一番少ない(23試合)けど、梶谷、オースティン、佐野、宮崎がいる。周りのバッターがいいからソトへのマークは甘くなる。きょうみたいに固め打ちもするし、2年連続本塁打王の実績もある。俺もソトは怖いと思う」

 こらこら、そこの2人、その嫌な予感だけは当たらないでくれ。

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