【虎のソナタ】虎番も心配、鳥谷コロナ感染 3月に再会、練習の虫変わらず - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】虎番も心配、鳥谷コロナ感染 3月に再会、練習の虫変わらず

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今年3月11日、ロッテ浦和球場で、三木編集委員が“激写”した鳥谷  マツダスタジアムにいるトラ番サブキャップ安藤理から弾んだ声で連絡が入りました。

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 「小幡が1番。近本が3番です。巨人4連戦の第1戦(2日)で猛打賞(3安打)を記録した小幡が、1番でどんなバッティングをするのか楽しみです」

 対照的に声が沈んでいたのが、編集委員三木建次です。いつもなら変なオチをつけてきたり、試合に関係ない笑い話までしてくるのに元気がない。午前中に入ってきた『ロッテ、新たに11人が(新型コロナに)感染』のニュースにショックを受けていたのでした。

 「きのう(5日)『複数の選手が陽性と判定された』というニュースが流れた時点で、どうか鳥谷の名前が入っていませんようにって、祈ってたんやけどなあ」

 安藤が「今はもう、誰がどこで感染してもおかしくないですよ」となぐさめても、ビヤ樽の嘆きは止まりません。

 「鳥谷は単身赴任やからな。食事は外でとっていただろうし、練習熱心やから阪神時代と同じように誰よりも練習場に長くいたはずや。ジムにも通っていたかもしれん。そのどこかで感染したんかな。気の毒としか言いようがない」

 三木は今年3月11日、埼玉・浦和にあるロッテ浦和球場で鳥谷と再会しています。昨オフに阪神を退団後、年が明け、春のオープン戦最終盤になってようやくロッテ入団が決まった鳥谷が、その日午前中に千葉のZOZOマリンで日本ハムとのオープン戦前に入団会見。三木は、鳥谷を取材するべく浦和で待っていました。ロッテ担当は日本ハム戦があったので浦和には来ず、1対1での取材になりました。

 「なんでこんなとこにいるんですか!?」

 鳥谷に思い切り“嫌がられた”らしい。しかし、翌日の紙面に掲載された三木が撮影した写真でわかる通り、表情はとびっきりの笑顔でした。

 「ええ顔してた。そして元気やった。ロッテの2軍関係者がビックリしてたわ。入団会見のあとだから、施設見学と軽く動くだけと思っていたらしい。ところが鳥谷は2時間半みっちり練習した。最後はマシン相手にガンガン打撃練習した。けど俺は驚かんかった。これが鳥谷やん、普通やでって思ったから」

 その姿を、ビヤ樽は誇らしい気持ちで見ていたのです。

 「鳥谷は2004年に阪神に入って、05年は全試合に出場して優勝を経験した。球団から言われた通りに去年で引退していたら、そのまま将来は約束されていた。それを捨てて現役続行を選んだ。新天地で、代走からの守備固めで優勝争いの戦力になっている。優勝争いが大詰めになったときに、なんとか復帰してきてほしい。あの笑顔をまた見たい」

 1番に抜擢された小幡は2安打1得点でした。ただ、延長十回に勝ち越した試合は、その裏に追いつかれて…。もったいない展開になりましたが、サヨナラ負けは阻止。コロナ禍で10選手が登録を抹消されて以降、これで5勝5敗1引き分け。苦しい戦力で踏ん張っています。

 ロッテはこの日、オリックスに完敗。大幅戦力ダウンは阪神と同じだけれど、頑張ってほしい。ビヤ樽だけでなく、関西の鳥谷ファンも応援してまっせ。

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