【虎のソナタ】きっと流れ変わる藤浪スマイル 八回登板、ストライク取るたび大応援 - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】きっと流れ変わる藤浪スマイル 八回登板、ストライク取るたび大応援

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八回を投げ終え、ベンチで笑顔を見せる藤浪。いい表情です  聞きました? 八回にマウンドにあがった藤浪晋太郎がストライクを取るたびに起きたファンの拍手とメガホンの大応援。見ましたか? 抑えてベンチに戻った藤浪の笑顔。中盤までしんどい展開だったけど、勝てて良かった、本当に。

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 朝晩涼しくなってきました。甲子園球場にいるトラ番も、ナイターの後に記者席で原稿を書くころには風が冷たく感じるくらいになってきたので服装が変わってきています。

 「上着は持ってきていませんが、長袖のシャツを着ています」

 キャップ大石豊佳は、試合前の練習取材のときは袖をまくって、試合後は袖を伸ばして対応。若手の菊地峻太朗は半袖ポロシャツのままでしたが、薄手のジャンパーをリュックに入れていました。そんな中、ひとり「夏服」のままだったのが、ビヤ樽編集委員三木建次です。

 「半袖です。上着も持ってきていない。大丈夫。原稿を書くときは集中しているから寒くない。それに俺、暑がりなんですよ。さすがにクーラーは使ってないけど、寝る時も窓を開けて、扇風機を回しています」

 扇風機!? さすがビヤ樽(身長160センチ、体重90キロ)、肉の厚さが違うようです。この暑がりビヤ樽が試合中、うるさかった。一回に近本の足で先制すると「よし、よし」。二回に逆転されると「あかん、きょうは負けたらあかんねん」。原口の2点タイムリーで四回に逆転すると「よし、よし」。五回に追いつかれるとまた「あ~」。

 まあこれだけアツかったら半袖だよな、扇風機も要るわな、と納得していたら、「違うんです。この3連戦は特別」と反論されました。

 「中日が調子を上げてきた。阪神とのゲーム差は2・5(試合前時点)しかなくなっている。ここで3連敗したら、3位のDeNA次第でBクラスに落ちるんや」

 首位・巨人とのゲーム差とか優勝マジックナンバーとか気にしてる場合じゃなくなるというわけです。袖をまくったままのキャップ大石も同調してきました。

 「第3戦の10月1日から、入場制限がさらに緩和されて約2万人になります。いま以上にファンが来てくれる中で、そこをBクラス攻防戦にしたくないですよね」

 中日3連戦のあとは、2日から巨人4連戦。連日2万人超えのファンで“満員”になるはず。たしかに、4位・阪神として戦うことになったらシャレになりません。

 試合前の練習中、これまでと違う光景がありました。菊地がいつものように双眼鏡でチェックしていると、アップとキャッチボールをする間、投手陣全員がマスクをしたまま。チーム内に新たな感染者が出ました。

 「コロナ対策だと思います。でも、しんどくないんですかね」

 その影響ではないでしょうけど、高橋遥人はいいときの投球ではありませんでしたが、それでも粘ってくれました。そして糸井に2ラン、大山にソロが出て。はあ~、しんどかったけど、なんとか…。

 あと2試合、この勢いでいきましょう。そして巨人4連戦に向かいましょう。ファンのみなさんも見たでしょう、あの藤浪の笑顔。きっと、流れを変えてくれます。私はまだ下は気にせず、上だけ見ます。だってまだ35試合ある。

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