楽天、金銭トレードで巨人・田中貴を獲得 太田、足立の2捕手離脱で白羽の矢 - SANSPO.COM(サンスポ)

楽天、金銭トレードで巨人・田中貴を獲得 太田、足立の2捕手離脱で白羽の矢

更新

巨人での田中貴也。楽天を救う存在になる可能性を秘める   パ・リーグ3位の楽天は29日、巨人から田中貴也捕手(28)を金銭トレードで獲得したと発表した。背番号は55。

<< 下に続く >>

 新型コロナウイルスの影響で、特例で通常の7月末から9月末までトレードなど新規契約ができる期限が延長されている今季。その締め切り前日に、緊急補強に動いた。

 「田中貴也選手は期待している選手です」と石井GM。楽天の捕手は、今季67試合に出場していた2年目の太田が26日の西武戦で負傷。「左肩関節唇損傷」と診断され、翌27日に出場選手登録を抹消された。出場37試合の足立も下半身のコンディション不良で14日から2軍調整。この日のソフトバンク戦は今季無安打の堀内が先発していた。

 そんな危機にある楽天の思惑と小林、大城、炭谷、岸田とそろう巨人の豊富な捕手事情が合致。巨人・原監督は「いいニュースでしょ。望まれていくわけだから。ジャイアンツで1、2を争う努力家だからね。使いたい戦力ではあったけど、貴也には大チャンスですよ」と背中を押した。

 育成出身の田中貴は2018年9月に代打でプロ初出場したが、相手の投手交代でさらに代打を送られ、打席に立つことなく出場が記録されている。田中は巨人を通じて「ジャイアンツで培ったことを生かして、チーム一丸、スクラムの中心にいられるよう頑張ります」と決意を述べた。

 楽天はシーズン中に4度目の補強。積極的に動いており、30日のトレード期限最終日にも、さらなる補強をする可能性も残されている。

 首位ソフトバンクとの差は6・5ゲーム、クライマックスシリーズ進出圏内の2位ロッテとは5・5ゲーム。踏ん張りどころで、強化を図る。

田中 貴也(たなか・たかや)

 1992(平成4)年8月27日生まれ、28歳。京都府出身。沖縄・八重山商工高から山梨学院大を経て2015年育成ドラフト3位で巨人入団。17年に支配下選手となった。今季は1軍出場はなく、イースタン・リーグでは40試合に出場し、打率.234、4本塁打、12打点。通算成績は2試合に出場(打席なし、29日現在)。178センチ、85キロ。右投げ左打ち。独身。年俸600万円。背番号55。

PR

×