巨人・戸郷、7回4安打0封で8勝!新人王争い広島・森下に2差 - SANSPO.COM(サンスポ)

巨人・戸郷、7回4安打0封で8勝!新人王争い広島・森下に2差

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GO TO 新人王! 8勝目を挙げた戸郷が体で「8」を表現した (撮影・福嶋範和)  (セ・リーグ、巨人5-1中日、21回戦、巨人11勝8敗2分、27日、東京D)久しぶりの勝利の味をかみしめた。巨人・戸郷翔征投手(20)が7回4安打無失点で8勝目。1カ月ぶりに白星をつかみ、お立ち台でフラッシュを浴びた。

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 「今月は勝ちがなく、チームに迷惑をかけていた。何とか月の終わり、1勝でも挙げられればと試合に入りました」

 一回は連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招いたが、アルモンテを二飛、ビシエドを直球で3球三振に仕留め、高橋も投ゴロに打ち取った。その後は尻上がりに調子を上げ、四回以降は竜打線を無安打に封じた。

 高卒2年目で開幕から先発ローテーションを守り、13試合目の登板。9月は3試合で2敗と白星がなかった。負担軽減のため、中8日で臨んだマウンドは「少し休憩できてリフレッシュになった」という。

 気持ちが落ちても「必ず人生負けはある」と前を向いた。前回登板ではエース・菅野に相談しプレートの踏む位置を一塁側にするなど試行錯誤。この日は従来通り三塁側を踏んだが「勝てない時に策を練るのは大事。悩んだ時に使えるように」と引き出しを増やしたことが自信につながった。

 1年前の9月27日は、ちょうどプロ初勝利を挙げた日。1年で菅野に次ぐチームの勝ち頭に成長した。8勝はリーグ3位。新人王を争う広島D1位・森下(明大)に2勝差をつけ、防御率も0・07差の2・70とした。

 「原監督とも話をして『新人王を取るぞ』と。自分もそれに向けてやってきたので気持ち的にも上がりました」と戸郷はうなずいた。優勝へのマジックナンバーは1つ減って「24」。リーグ2連覇へ、20歳のホープがチームを加速させる。(箭内桃子)

データBOX

 〔1〕高卒2年目の巨人・戸郷が今季8勝目。巨人の高卒2年目以内の投手がシーズン8勝以上を挙げたのは、1987年の桑田真澄(2年目、15勝6敗)以来33年ぶり6人目(7度目)。

 〔2〕巨人の9月の成績は5日-16日に9連勝(1分けを挟む)するなど18勝5敗1分け、勝率.783。巨人の月間18勝以上は2009年9月(19勝)以来11年ぶり。球団記録は53年9月にマークした21勝。

 〔3〕松原の1試合2本の三塁打はセ・リーグタイ記録(多数あり)。巨人では16年5月26日の重信慎之介(対広島)以来4年ぶり。プロ野球記録は1試合3本で、39年の巨人・川上哲治ら5人。

戸郷 翔征(とごう・しょうせい)

 2000(平成12)年4月4日生まれ、20歳。宮崎県出身。聖心ウルスラ学園高で2年夏に甲子園に出場し、2試合に登板。19年ドラフト6位で巨人入団。昨季の本拠地最終戦でプロ初勝利。CSでは球団の高卒新人として初めて先発した。通算成績は15試合に登板し、9勝4敗、防御率2・64(27日現在)。186センチ、75キロ。右投げ右打ち。独身。年俸650万円。背番号13。

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