【球界ここだけの話(2099)】広島・藤井黎が3年目で支配下契約 秋田出身の石川や石山に続け - SANSPO.COM(サンスポ)

【球界ここだけの話(2099)】広島・藤井黎が3年目で支配下契約 秋田出身の石川や石山に続け

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広島・藤井黎來  菅義偉新総理大臣と同じ秋田県出身の右腕が新たなスタートを切った。広島・藤井黎来(れいら)投手(21)=右投げ右打ち=が26日に支配下契約を締結。背番号を「121」から「58」に変更した。

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 「素直にうれしい。やっとスタートラインに立てたという気持ちと、今まで約3年間、支えてくれた監督やコーチ、親にしっかり感謝したい」

 182センチ、92キロのどっしりした体格で、140キロ台後半の力強い直球と鋭く落ちるフォークが武器の本格派。2018年に育成ドラフト2位で広島に入団し、3年目の今季はウエスタン・リーグで主に中継ぎとして15試合に登板し、0勝1敗、防御率0・87と猛アピールしていた。

 佐々岡監督も「真っすぐが走ってきているという情報もある。2軍から推薦してもらえるような投球を続けてもらいたい。十分にチャンスはある」と期待を込める。

 大曲工高時代についたあだ名は「秋田のドクターK」。2年夏には甲子園に出場し、1回戦で埼玉・花咲徳栄高の高橋昂(現広島)と投げ合い8回5失点で敗戦投手となったものの、7奪三振の鮮烈デビュー。3年夏は県大会で準決勝敗退も、3回戦(対大農工)では無安打無得点を達成するなど、5試合で37回を投げ44三振を奪った。

 チーム唯一の秋田県出身とあって、総帥も注目した。入団後、2軍の若手選手が暮らす広島・廿日市市内の大野寮には、秋田名物のきりたんぽや野菜などの鍋セットが届いた。送り主は松田元オーナー(69)。うれしいサプライズに藤井黎は「寮でおいしく食べました」と感謝の気持ちを忘れない。

 「今の目標は1軍で投げること。チームの勝ちパターンで投げられるような選手になっていきたい」

 秋田県出身のプロ野球選手は7人でヤクルトの“小さな大エース”石川や守護神の石山、18年に金足農旋風を巻き起こした日本ハム・吉田輝ら好投手がそろう。エリック・クラプトンの名曲「いとしのレイラ」を連想させる“鯉のレイラ”が、秋田の星になる。(柏村翔)

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