緊急昇格の阪神・藤浪、7年ぶり中継ぎも「悔やまれる」燕・村上に被弾 - SANSPO.COM(サンスポ)

緊急昇格の阪神・藤浪、7年ぶり中継ぎも「悔やまれる」燕・村上に被弾

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藤浪は六回先頭の村上(左奥)に特大のホームランを浴び、ぼう然と打球のゆくえを見つめた(撮影・門井聡)  (セ・リーグ、ヤクルト2-1阪神、17回戦、ヤクルト9勝8敗、26日、神宮)コロナショックで落胆する神宮の虎党も大喜びだった。1-1の五回、マウンドに上がったのは前日25日、1軍に昇格したばかりの藤浪だった。

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 「慣れない中継ぎでの登板でしたが、ボール自体は悪くはなかったと思うだけに、村上選手へのあの浮いてしまった球は悔やまれます」

 六回先頭の燕の若き4番・村上に、152キロ直球をバックスクリーンにはじき返された。この一打が決勝点となり、2回2安打1失点で6敗目(1勝)。試合後は悔しさをにじませたが、レギュラーシーズンでは入団1年目の2013年4月7日の広島戦(マツダ)以来2度目の救援登板にもかかわらず、無四球と課題の制球が大きく乱れることはなかった。

 前日25日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)は、浜地の新型コロナウイルス感染を受けて中止。1軍の4選手とスタッフ2人も感染していることが判明した。球団は濃厚接触者と判断した10人の出場選手登録を抹消。藤浪は2軍から緊急昇格した9人の中の1人だった。

 藤浪自身も3月下旬に新型コロナウイルスに感染し「チームやファンのみなさまにご心配や迷惑をおかけしました」と謝罪した。いま、チームは再びコロナで緊急事態。自分がなにかをしたい、という思いは強い。

 矢野監督は「晋太郎(藤浪)らしい、しっかりとしたボールは投げられていたと思う」と評価し、村上からの一発も「勝負の中の結果」と責めなかった。

 ただ、チームは3連敗で、貯金は「1」に。巨人の優勝マジックは「25」に減った。岩貞も岩崎もいない中、29日からは13連戦に突入する。今後の起用法について、指揮官は「こんな状況やから、どこでどう使うかとかは、ちょっと計算できない」と明言を避けたものの、13日の広島戦(甲子園)以来となる先発登板の可能性も出てきた。

 藤浪が、矢野虎の窮状を救うためにマウンドに立つ。(三木建次)

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