阪神D1・西純が先発初星 2軍コイ戦で好投5回4安打1失点 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神D1・西純が先発初星 2軍コイ戦で好投5回4安打1失点

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5回1失点と好投し、先発初星を挙げた西純。早く甲子園で見たい!(撮影・織原祥平)  (ウエスタンリーグ、広島2-5阪神、24日、由宇)つかんだ、先発初星! 阪神のドラフト1位・西純矢投手(19)=創志学園高=が24日、ウエスタン・広島戦(由宇)で5回4安打1失点と好投。先発では初となる3勝目を挙げ、遠縁にあたる阪神・西勇輝投手(29)の1年目のウエスタンでの勝利数に並んだ。ルーキーイヤーに1軍デビューした先輩のように、さらなるステップアップを目指す!!

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 ダイナミックなフォームから繰り出すパワフルな直球で、若鯉打線をねじ伏せた。西純が5回1失点の好投で、先発として初白星をマーク。マウンドを降りると、充実感をにじませた。

 「初回はボールが高めに浮くことがあった。二回以降は低めに投げることを意識して、うまく修正できたと思う。でも四球もあったので、そこは反省しないといけない」

 16日のソフトバンク3軍との練習試合(鳴尾浜)で先発してから中7日。一回1死満塁で、中村奨を遊ゴロ併殺に料理して勢いに乗った。五回にD2位・宇草(法大)に適時打を許して1点は失ったが、最速は146キロを計測。5回を77球、4安打にまとめた。

 「(体力的に)もうちょっといけたかなという感じはあった。宇草さんに打たれたのは悔しかったけど、1失点に抑えられたのはよかった」

 2軍公式戦での先発は8月9日の広島戦(由宇)以来1カ月半ぶり。その間、安藤育成コーチとマンツーマンで安定した腕の振り、フォームの再現性を求めた。右腕のトップの位置を頭の近くに、また左手が上がりすぎないようにも意識。成長を感じさせる投球に平田2軍監督は「150キロを随時、出せるように。『全部三振を取りにいけ』って言っているのでね。(フォームを)矯正してスムーズになってきている」とうなずいた。

 ウエスタン・リーグ3勝目。遠縁の西勇が2009年、オリックスで高卒1年目に記録した数字に並んだ。憧れの先輩はその後、シーズン終盤に1軍デビュー。2年目以降の飛躍につなげた。阪神は現在、逆転優勝を目指して奮闘している真っ最中だが、西純もこのまま好投を続けていけば、近い将来、1軍登板の可能性はゼロではない。

 この試合では高卒ルーキー5人全員が出場。未来の虎を担う逸材が一斉にグラウンドに立ち、躍動した。D5位・藤田(中京学院大中京高)と組んだバッテリーについて、西純は「藤田と失敗したこと(プレー)も多かった。お互いにいい結果を出せるように、話し合いながらやっていければ」と力を込めた。

 一歩ずつ着実に成長を遂げている若虎5人衆の中心で、ドラ1右腕のまばゆい輝きは、増すばかりだ。(織原祥平)

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