ヤクルト・歳内が4年ぶりNPB1軍マウンド!粘投で連敗脱出導いた - SANSPO.COM(サンスポ)

ヤクルト・歳内が4年ぶりNPB1軍マウンド!粘投で連敗脱出導いた

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歳内は新天地デビュー戦で力投。勝利に貢献した (撮影・長尾みなみ)  (セ・リーグ、ヤクルト3-2DeNA、17回戦、DeNA9勝7敗1分、16日、神宮)ヤクルトは16日、DeNA17回戦(神宮)に3-2で勝ち、連敗を6で止めた。元阪神で四国アイランドリーグplus香川から6日に加入した歳内宏明投手(27)が、先発で4年ぶりにNPBの1軍戦登板を果たし、5回を8安打2失点の力投。勝利投手とはなれなかったが、スワローズの一員として新たなプロ野球人生を歩み始めた。

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 コロナ禍で制限されても4982人。多くの観客の視線を浴びるNPBのマウンドで、歳内が躍動した。8安打されながらも5回を2失点。ヤクルトの連敗ストップに貢献した。

 「チームが勝てたことがよかったと思います。走者が出ても点を与えない、最少失点でいくことを心掛けていました」

 140キロ台中盤の直球やフォークボールを操り、四回まで無失点。何度も痛烈な打球を打たれたが、左翼・青木の好守などにも救われた。五回に2点を失ったものの、チーム打率リーグ1位(試合前時点で・273)のDeNAを相手に試合を作った。

 本格派右腕として2012年にドラフト2位で阪神に入団しながら、原因不明の右肩痛を発症して暗転。17年から3年間は1軍登板なく、昨季限りで戦力外通告を受けた。しかし台湾・味全と期間限定契約を結び、アジア・ウインターリーグで武者修行。今季は香川で5勝0敗、64イニングで防御率0・42と圧倒的な成績を残し、ヤクルトとの契約に至った。

 ともにNPBを目指して鍛える同僚が、歳内を原点に返らせてくれた。「専用球場がなく、球場が借りられない日は河川敷や公園で練習していました。それでも皆がおのおの練習している姿を見ると、今まで恵まれていたなと。こういう環境でもドラフトにかかりたい気持ちでやっている」と歳内。香川の森崎友星投手(22)は「ジムでは毎日動けなくなるまでトレーニングしていました。コーチとしても、気づいたことは教えてくれました」と感謝。退団の際は「チームの代表としていってきます」と決意を示したという。

 先発投手陣の不振に苦しむヤクルトの力になりえることを示した。次は15年以来、5年ぶりの白星を目指す。「投げるからには勝ちたいという思いがある」。香川に妻と3人の子供を残す右腕。全ての思いを背負って、腕を振る。(横山尚杜)

★歳内と山田哲は甲子園で対戦

 福島・聖光学院高2年だった歳内は2010年夏の甲子園大会3回戦で、1学年上の大阪・履正社高の山田哲と対決。本塁打を浴びたが試合に勝ち、この大会で8強入りした。この日の山田哲は4打数無安打だったが、四回の二塁守備で好守を披露し、歳内とタッチを交わした。

★歳内も収録!

 サンケイスポーツでは特別版「丸ごとスワローズ」第54号(今季4号、税込み450円)を発売中。小川の巻頭インタビューなどに加え、選手名鑑には各選手の学生時代の写真を収録している。歳内の聖光学院高時代も急きょ掲載。東京、神奈川、埼玉、千葉の主要コンビニ・駅売店や、サンスポe-shopなどで販売している。問い合わせはサンスポ販売部(電話03・3275・8849、平日午前10時~午後5時)

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