【虎のソナタ】笑い事じゃない「7」の悪夢 7-0が7-7…背番77ガルシア降板から - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】笑い事じゃない「7」の悪夢 7-0が7-7…背番77ガルシア降板から

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六回途中で降板するガルシア。背中には「77」とは皮肉だ  7-0で勝っていたら、誰だって勝利を確信する。ガルシアさん、どうなってるんや?! アッという間に7-7に。はぁ、という展開だ。

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 「背番号77のガルシアは『7』が大好きですから、7-7にしたんでしょうかね」

 遊軍・長友孝輔が隣で苦笑いだ。笑い事じゃないぞ。

 ナゴヤドームではセ・リーグを代表する巨人・菅野と中日・大野雄が投げ合い。見たい。西武ドームでは高橋光がノーヒットノーランかという快投。もっと見たい。素晴らしい投手が各地で躍動する中で、ハマスタは実に大味な点の奪い合いになってしまった。

 大事な大事な巨人戦に負け越して、心に傷を負って、虎ナインは東上した。さぞや落ち込んで…と勝手に想像したが、横浜スタジアムに到着したトラ番キャップ・大石豊佳の声は全く沈んでいなかった。

 「コロナの影響で、記者席からしか練習を見ることはできないですが、ピ~ンと張りつめた、いい緊張感はありましたよ。グラウンド上の矢野監督は、梅野を呼び寄せ、かなり長い時間、話し込んでいました。諦めていない姿勢を感じました。それに、ここはハマスタ。期待が持てますから」

 確かに。どれだけ深い傷を負っても、ハマスタに行くと、なぜか元気を取り戻してきたタイガース。案の定、大山が一回に満塁弾、三回に2ラン。五回にはサンズが一発。ところが、その先にとんでもない悪夢が待っていた。

 キャップ大石は、自分の強運にすがった。

 「僕はサッカーやプロ野球の担当記者を長くやってますが、チームが優勝争いしなかったことはないんですよ」

 サッカーG大阪では天皇杯優勝を見たし、あの強くないオリックスさえも、大石が担当した2014年は最後の最後までソフトバンクに食い下がった。トラ番キャップに就任した去年も、クライマックスシリーズのファイナルで巨人に敗れたが、最後まで夢を抱かせたシーズンだった。

 そうだよな。どんな時も、夢を持ち続けないとダメ。矢野監督も「優勝すると決めている」と言い続けている。その前向きな姿勢に賛同して、わがサンケイスポーツ社内でも、誰が優勝と縁があるか、緊急アンケートを実施した。

 「僕、ソフトバンク担当時代に2年連続優勝&日本一を経験してます」と長友が言えば、トラ番サブキャップ安藤理は「僕はホークス4年間で優勝は1回ですが、日本一は3回あります」。

 みんな景気がいい。デスク席まで聞きに行くと「僕は巨人時代に4回優勝してますよ」とアマデスク・牧慈。プロ野球の当番デスク・堀啓介は「僕、阪神の優勝を2回見てますからね。これって貴重でしょう」。

 昨日9月8日は、2リーグ分立後の日本プロ野球史上、最も早く優勝が決まった日。1990年の巨人だった。最終的に2位広島に22ゲーム引き離しての、圧倒的な独走で、一気にゴールインした。

 えっ、その年の阪神?

 それを聞きますか? 巨人の背中どころか、姿さえ全く見えない、36ゲーム差の最下位だった。

 それに比べたら…。9ゲームになったけど、前向きに行こう。

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