【虎のソナタ】14年CS巨人4連倒の再現頼むで!!忘れられない藤浪こん身ガッツポーズ - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】14年CS巨人4連倒の再現頼むで!!忘れられない藤浪こん身ガッツポーズ

更新

巨人に4連勝といえば2014年のCSファイナルステージ。藤浪のガッツポーズが印象的だった  打倒巨人に燃えた、それはそれは熱~い1日だった。負けたら終わり…ぐらいの覚悟だ。しかも、そう簡単には勝たせてくれない。それが巨人-。

<< 下に続く >>

 さあ、巨人に4連勝や! 大阪・難波のわがサンケイスポーツ編集局内は昼間から盛り上がっていた。

 「巨人戦4連戦4連勝といえば、やっぱり2014年のクライマックスシリーズ(CS)でしょう」

 当時のトラ番サブキャップ・阿部祐亮は、現在ちょっと偉くなってデスク。昨夜はサブデスク席で原稿を処理しながら6年前を思い出していた。

 「和田監督を黒田ヘッドコーチ(現本紙専属評論家)がしっかり支えてました。名コンビでの躍進でした」

 あの年は、甲子園でのCSファーストステージで広島を1勝1分けで振り切り、東京ドームに乗り込んでのファイナルステージ。巨人に1勝のアドバンテージがあったが、10月15日から4連勝で宿敵を木っ端みじんに吹っ飛ばした。呉昇桓(韓国サムスン)のCS6試合6連投はまさに圧巻ピッチ。ナニワの街では、日本シリーズ進出を決めた瞬間、久々の“道頓堀ダイブ”が何人も現れたほど。痛快な4日間。覚えてますよね。

 総括席には局次長・稲見誠。こちらの記憶も鮮明だ。

 「4連勝の中でも1戦目を一番覚えてるなぁ。藤浪が七回無死満塁のピンチを招きながら、後続を断ってこん身のガッツポーズは忘れられない。そういう姿をあまり見せない投手だったから。それから一回の攻撃。いきなり西岡が左前打で出ると、2番・上本の初球でエンドラン(結果は一ゴロ)。あの年は判で押したように送りバントを多用するのが和田野球。それが大舞台で動いた。あの時だけは、和田采配に凄みを感じた」

 こんな話題で盛り上がっていると、整理部次長・芝崎正剛が「これ、参考にしてください」と小冊子を持ってきてくれた。

 「サンケイスポーツ特別版 阪神歓喜G倒!! めざせ日本一号」

 そうか、臨時の増刊号を発行したんだった。懐かしいなぁ。いかに盛り上がっていたかが、分かるというもの。

 「あの時は、日本シリーズ勝利も予想して、祝日本一の記念増刊号の用意もしていたんですが…。ことしこそ、作りたいですね」

 芝崎もジリジリ熱かった。

 甲子園ではキャップ大石豊佳が、ベンチからビンビン伝わる“現場発”の熱気を伝えてきた。

 「打球処理の際に足をひねった能見さんも大事に至らなかったみたいで、練習に参加していました。糸原も合流して、戦力的にも整ってきてます。その糸原をあえてベンチに置いて、小幡のスタメンを継続させた矢野監督。注目ですよ」

 その小幡が二回、同じ宮崎出身の同い年、巨人先発の戸郷から右前打を放って2点目に絡む。六回には左翼線へ適時打。キャップ大石も、6年前の和田采配に感服した局次長・稲見同様に、矢野采配に凄みを感じていたかも。

 4連勝や! と沸き上がった編集局だが、実は山ほどの不吉データも、みんな知っていた。

 対巨人戦は3試合連続完封負け継続中-。相手先発・戸郷は8月4連勝(うち2勝が阪神戦)-。でも、最後は逃げ切った。苦労した分、しびれる快感が。でも、こんな息苦しい日が、あと3日も続くのか-。

PR

×