【虎のソナタ】菅野攻略の秘策は「代打・西勇」!? - SANSPO.COM(サンスポ)

【虎のソナタ】菅野攻略の秘策は「代打・西勇」!?

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試合前練習で汗を流す西勇。菅野対策での代打登場はさすがになかった  「Go To トラベル」か「帰省自粛」か。政府の方針がはっきりしない中、トラ番にもハムレットの心境になっている記者がいます。

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 「入社4年目で初めて、お盆に重なる夏休みをもらいました。もらったんですけど、どうしたものか、と」

 原田遼太郎です。昨年までの3年間は、お盆の時期、高校野球の夏の甲子園大会を取材していました。学生時代に、お盆と正月に必ず島根・松江の実家に帰省していたおばあちゃん孝行の孫は、トラ番になった今季、キャップ大石豊佳らに早い時期から希望を出して、12日から6日間の夏休みが決まっていたのです。

 「まだ祖母や両親には相談していませんが、(新型コロナウイルスの)感染がまた拡大していますからね。僕が帰省して万が一、おばあちゃんに感染させたら大変だし、『今年はやめときなさい』って言われるでしょうね」

 4日も、新たな感染者が大阪で193人、東京で309人。感染拡大はまだまだ収まる気配がありません。

 「ウチの近所でも、コンビニ2店舗と青果店が店を閉めている。『出入りしている業者から陽性反応が出たため、臨時休業いたします』という張り紙がしてあったわ」

 甲子園球場の記者席で原田の隣に座っていた大阪・福島区在住のベテラン三木建次も「住宅街の3店舗が休業や。第一波のときでも、そんなことはなかった。いろんなところに感染が広がっとるな」。その隣にいたサブキャップ安藤理も、コンビニで買った弁当をぱくつきながら、うなずいています。

 「誰がどこで感染するかわからん。ソフトバンクで陽性反応が出た長谷川勇也外野手はすごくまじめで、いまの時期に夜出歩いたりするような選手じゃない。それを関係者も知っているから、ネットとかを見ても長谷川選手を悪く言うファンは一人もいないでしょ。だから俺も遠征先でもいっさい外に出てないし、今もこれを食べている」

 原田も、このお盆は帰省をあきらめて、正月に帰るしかないか。と言ったら、声のトーンが沈みました。

 「正月に帰ったら、破産します。いとこや弟たちにお年玉をあげなきゃいけないので」

 今年まで正月には帰省していて、そのたびに結構な出費になったらしい。だから今年はまずお盆に帰省して、その代わり「夏にお盆休みをもらったし、正月は新人選手が動くので帰れない、と言おうと思っていた」のだそうな。こらこら。

 もちろん冗談ですが、このままいくと12日からの6連休は、大阪で、一人暮らしの部屋で何もせずに過ごすことになりそうなのです。

 「だからきょう、菅野投手を打って弾みをつけて、この9連戦で貯金を増やしてもらって、絶対ヒマになる6連休をせめて気持ちよく過ごしたいんです」

 原田はそう言って、最後には「奥の手で『代打・西勇輝!!』なんてどうですかね。開幕戦(6月19日、東京ドーム)で菅野投手から先制ソロとタイムリー二塁打。2打数2安打2打点ですよ。一番打っている。みんなが打てないようだったら、あっと驚く、矢野采配で」とまで付け加えてきました。

 さすがにそれはない。西勇輝はエースだ。先発投手は投げない日は「あがり」でベンチ入りしない。ただ、そんなことを口走ってしまうくらい勝ってほしかったのです。

 原田のどこにも行かない夏休みを、せめておだやかに過ごせる6日間にしてやってください。きょう先発する藤浪、そして3戦目の高橋、頼むよ。

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