今年も守乱の虎じゃGに勝てんで!阪神、12球団ワーストの昨季より悪い失策数…借金生活逆戻り - SANSPO.COM(サンスポ)

今年も守乱の虎じゃGに勝てんで!阪神、12球団ワーストの昨季より悪い失策数…借金生活逆戻り

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野選と失策が記録され、リードを広げられた(撮影・門井聡)  (セ・リーグ、阪神2-7巨人、5回戦、巨人4勝1敗、4日、甲子園)今年もか…。阪神は巨人に2-7で敗れ、借金1に逆戻りとなった。2-3の八回に2失策が絡んで4失点。守備陣は今季1試合あたり0・784失策で、12球団ワーストの102失策を喫した昨季を上回る不安定さを露呈している。首位巨人とは6ゲーム差。このままでは追い上げられへんで~。

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 逆転を期待する虎党の声援が、大きなため息に変わった。終盤の要所で、またも守備が乱れた。自軍に傾きかけた流れを手放して敗れ、矢野監督は最大の弱点に真正面から向き合った。

 「去年もエラーで負けているし、今シーズンも。チーム全体の課題なので」

 2-3の八回に無死一、二塁を迎えると、守りが一気に崩れた。坂本の投ゴロを処理した馬場は、走者がスタートを切っていたこともあり、焦って二塁に悪送球。もともと間に合わないタイミング。野選と失策が記録され、4点目を失った。さらに1死二、三塁で、重信の遊ゴロを木浪がはじいて追加点を献上。救援した伊藤和が大城に2点打を浴びて勝負は決した。

 1イニングで2失策と1野選は目を背けたくなる結果だ。難攻不落の菅野から、六回にサンズの2ランで1点差に迫った。反撃ムードの中、八回の4失点は痛恨。将は「1点差のままいきたかった」と振り返った。

 虎は過去2年間、12球団ワーストの失策数に泣いてきた。昨季は102個。克服に努めてきたが、今季も37試合で29失策は12球団最多だ。しかも1試合平均0・784個は、昨季の0・713個を上回る。特に最近15試合は17度もEランプがともり、複数失策が5試合。プロとしては多すぎる。

 ミスも重なり、借金生活に戻った。首位巨人とは今季1勝4敗で、6ゲーム差に広がった。巨人は8失策。虎は土のグラウンドを本拠地にしているとはいえ、ここでも大きな差が生まれているのが現実だ。

 責められない失策もある。木浪のプレーは前に出て難しいバウンドで捕球しなければ、本塁送球は間に合わない。指揮官は「退いたプレーじゃない。チャレンジして、あれでしかアウトにならない。勝負した結果で仕方ない」とかばった。

 走者に動揺した馬場には経験不足を指摘した。二走が俊足の増田大。「(走者が)動くのは目に見えている。自己分析プラス相手の分析もやっていく中で、そのレベルはまだこれから勉強。やられて勉強はこちらは痛いけど、そういうのも重ねながら成長していく」と糧になることを願った。ただ、ミスで落とす星が多いままでは逆転での頂点はみえない。

 「ノックとか実際の球(打球)を受けるとか、打開策はやろうとしている。これでいいわけじゃない。それはしっかり見つめてやっていきます」

 内野手が早出で守備練習に励み、フリー打撃の打球捕も積極的に行う姿が目立つ。努力は当然、結果で示すのがプロ。戒めを奮起に変え、5日にリベンジのG倒に挑む。(安藤理)

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