“火曜日の男”阪神・サンズ、火吹いた菅野撃ち弾!セ得点圏打率1位男が一矢 - SANSPO.COM(サンスポ)

“火曜日の男”阪神・サンズ、火吹いた菅野撃ち弾!セ得点圏打率1位男が一矢

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六回、2ランを放つサンズ。“火曜日の男”が本領発揮の菅野撃ちだ(撮影・門井聡)  (セ・リーグ、阪神2-7巨人、5回戦、巨人4勝1敗、4日、甲子園)火の出るような打球が、甲子園の夜空を貫いた。打球の行方を見ることもなく、うなだれる巨人のエース。脇目もくれず、阪神・サンズがダイヤモンドを一周した。敗戦のなか、一矢報いる菅野撃ちだ。

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 「いい投手だけど、あのボールは甘くきたね。ただ、それをしっかり仕留めることができたことは良かったよ」

 0-3で迎えた六回だった。菅野の前に1死二塁と、この日初めて得点圏に走者を進めた場面で打席に向かった。カウント2-2から6球目。外角低めのスライダーを振り抜くと、白球はあっという間に左翼スタンドへズドン。打った瞬間、ホームランを確信した虎党から、歓声の嵐が沸き起こる。7号2ランで、大山を抜きチームトップの23打点と日々、その存在感を増している。

 6月19日の開幕戦(東京ドーム)以来、2度目の対戦となった菅野だが、開幕直後は2軍生活だったサンズにとっては、初対戦の右腕だった。開幕から無傷の6連勝で、セ・リーグトップの防御率(1・81)を誇る巨人の絶対的エースから放った意地の一撃。得点圏打率・476(21打数10安打)とこちらもセ界1位に君臨するS砲の勝負強さが上回った。

 「ランナーがいるときはしっかり状況を確認して、色々なことを想定して打席に入れている。その結果ヒットを打てていると思うよ」

 昨季韓国リーグで打点王に輝いた男は火曜日に一番輝く。一回の第1打席で右前打を放ち、6月30日の中日戦(ナゴヤドーム)の第3打席から15打席連続出塁。打率・733(15打数11安打3本塁打9打点)と打ちまくっている“ミスターチューズデー”が伝統の一戦で悔しさをかみしめた虎党の溜飲を下げた。

 日本で迎える初めての夏もいよいよ本番。「寒いよりも暑い方が好きだけど、ちょっと暑過ぎるね」。肌を突き刺すような暑さにも、ユーモアたっぷりのジョークが飛び出すほどS砲には余裕がある。チームは水曜日勝ちなしだが、“火曜日の男”が暑さを吹き飛ばす爽快な一撃で、きょうこそG倒に導いてみせる。(原田遼太郎)

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