ソフトB・長谷川が陽性…コロナで2日西武戦中止 プロ野球開幕後初の感染者 - SANSPO.COM(サンスポ)

ソフトB・長谷川が陽性…コロナで2日西武戦中止 プロ野球開幕後初の感染者

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観客を入れての試合が行われてきたペイペイドーム。2日は人が集まることはない。写真は今季初の有観客試合となった7月10日の楽天戦  ソフトバンクは1日、長谷川勇也外野手(35)が新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陽性と判定されたと発表した。プロ野球で選手の感染が判明するのは、6月19日にシーズンが開幕して以降では初めて。長谷川は現在2軍調整中だが、ファーム施設を利用する選手、スタッフらを経由しての感染の可能性を否定できないとして、1軍の2日の西武戦(ペイペイドーム)を中止すると発表した。

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 観客の入場を制限するなどしながら、6月19日に開幕したプロ野球。日本中で新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、懸念されていたことが起きてしまった。

 デーゲームに快勝したソフトバンクが午後10時過ぎに、オンラインで記者会見。2013年首位打者&最多安打の長谷川が、新型コロナウイルスに感染したことと、2日の西武戦を中止することを発表した。

 球団によると長谷川は7月31日の就寝時、喉頭に若干の違和感と37・3度の微熱があった。1日午前7時に起床。喉頭の違和感は消えたが37・2度と微熱は続き、病院でPCR検査を受けたところ、午後3時頃に陽性判定が出た。現時点で発熱などの症状はなく、保健所の指示を受けて自宅待機している。

 長谷川は7月7日に右脇腹筋挫傷で登録抹消され、ファームで調整中。7月30日のウエスタン・リーグ、阪神戦(タマホーム筑後)に出場していた。翌31日も午前8時から午後2時まで練習参加。発症前48時間は福岡・筑後市のファーム施設と自宅を自家用車で往復したのみで、外出や会食などへの参加もなかったという。三笠杉彦ゼネラルマネジャーは感染経路について「今のところは分からない」とした。

 1軍の選手、スタッフとの接触はなかったが、ファーム施設を使う選手、スタッフを経由しての感染の可能性を否定できないとして、球団はきょう2日の1軍戦中止を決めた。ファーム施設は終日閉鎖し、消毒を行う。

 ソフトバンクは孫正義オーナーの意向もあり、5月下旬に新型コロナウイルスの抗体検査をチーム独自で実施するなど感染防止に主体的に取り組んでいた。7月22、23日に行ったPCR検査でも選手、スタッフ全員の計202人が陰性だった。

 長谷川の感染を受け、球団は2日以降に再検査を行う。結果が出るまでファームの活動は中止。キューバから再来日し、自宅隔離が続いていたデスパイネとグラシアルは4日からファームの練習に合流する予定だった。1軍の3日以降の予定も、検査の結果を待って判断される。

 ソフトバンクでは7月に球団従業員と、ペイペイドームの場内案内をするアルバイト従業員の2人が陽性と判定されていた。球界ではオリックスがこの日、20代の男性球団社員が陽性判定を受けたことを発表していた。

 選手の感染が判明するのは6月上旬に巨人・坂本と大城が陽性となって以来。今後も開催への影響が心配される。戦う選手も応援するファンも、試合中は忘れていられたコロナの脅威が、やはり近くにあることを思い知らされる夜となった。

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