ヤクルトD2・吉田喜、粘投5回2失点&プロ初安打初打点!初有観客の神宮沸かせた - SANSPO.COM(サンスポ)

ヤクルトD2・吉田喜、粘投5回2失点&プロ初安打初打点!初有観客の神宮沸かせた

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先発のヤクルト・吉田喜=神宮球場(撮影・長尾みなみ)  (セ・リーグ、ヤクルト5-5巨人=延長十回規定により引き分け、6回戦、ヤクルト3勝2敗1分、24日、神宮)ヤクルトは24日、今季公式戦初の有観客試合となった本拠地・神宮球場での巨人6回戦に、延長十回5-5で引き分けた。先発のドラフト2位・吉田大喜投手(22)=日体大=が5回98球を投げ、6安打2失点と粘投。プロ初勝利こそ逃したが、詰めかけた4973人のファンの前で実力を発揮した。

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 待ち望んでいた光景だった。神宮球場の360度を彩った燕党の前で、ドラ2右腕・吉田喜が粘投。本拠地での有観客試合初日に輝きを放った。

 「声援もあって、すごく投げやすくて、すごく力になりました」

 一回は3者凡退の好スタート。ストライクを取るたびに送られる拍手に、気持ちを高めた。

 再三のピンチも、声援を背に乗り越えた。四回は大城に右中間2ランを浴び、その後無死一、三塁とされたが、吉川尚を空振り三振、代打・石川を投ゴロ併殺打に仕留めた。五回1死一、二塁では岡本を遊ゴロ併殺打に斬って5回2失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 バットでも沸かせた。二回1死二、三塁。「振れば何かあるとコーチに言われて、初球から振ろうと決めていた」とプロ初安打、初打点となる右前2点打を放った。安打は大阪・大冠(おおかんむり)高時代以来。『東京音頭』に合わせ、スタンドでミニ傘が揺れた。

 3時間48分、延長十回の死闘は引き分けに終わり、首位・巨人とのゲーム差「3・5」は変わらず。山田哲の打席では「やまーだてつと!」コールのリズムで手拍子が起こるなど、本拠地は燕党の熱気にあふれた。

 高津監督は、吉田喜の次回登板について「状態を見てから」とし「経験として次へ、次へつなげていってほしい」と期待。ファンの応援には「拍手だけの応援は新しく、斬新な気分でプレーできました」と感謝した。新たなスタートの日。ファンの思いを力に浮上を目指す。(赤尾裕希)

吉田 大喜(よしだ・だいき)

 1997(平成9)年7月27日生まれ、22歳。大阪府出身。大阪府立大冠高時代は3年夏の府大会で4強。日体大へ進み、4年時は首都大学リーグで最優秀防御率を獲得。大学日本代表に選出された。2020年にドラフト2位でヤクルト入団。今季成績は2試合で0勝1敗、防御率8・59(24日現在)。175センチ、83キロ。右投げ右打ち。独身。年俸1200万円。背番号28。

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