ヤクルトD1位・奥川、手応え40球 初被弾初失点も見せた修正力 - SANSPO.COM(サンスポ)

ヤクルトD1位・奥川、手応え40球 初被弾初失点も見せた修正力

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11日のDeNA戦に続く登板。初被弾した奥川だが、修正能力の高さも見せた  ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(19)=星稜高=が20日、イースタン・リーグ、楽天戦(仙台市・森林どり泉)でプロ入り4試合目の登板を果たした。先発で自己最長の2回2/3を投げ、5安打3失点。プロで初めて本塁打を浴び、初失点を喫したが目標の40球をクリアした。自主練習中に取り組んだカーブで緩急を加えるなど高い修正能力を披露。1軍デビューへ、また一歩前進した。

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 思い通りにはいかなくても、自ら立ち直った。3-3の三回1死二塁で同学年の楽天D2位・黒川(智弁和歌山高)に真っ向勝負。3球目、内角低めへのスライダーで空振り三振に斬った。

 「最後のイニングは一、二回に比べて直球の制球を意識した。そこはこだわりを持って取り組んでいきたい」

 4度目の先発マウンドは苦しい立ち上がりとなった。直球の制球が定まらず、一回2死三塁で和田に外角直球を右翼席へ2ランされてプロ初失点。二回無死一、三塁では岩見を遊ゴロ併殺打に仕留めたが、その間に3点目を失った。

 だが、ここから真価を発揮。自主練習期間に取り組んだカーブ2球で育成の中村を追い込み、直球で空振り三振に仕留めた。黒川と対戦後の三回2死で目標の40球に達して降板。直球の最速は152キロを計測した。

 奥川は「ピッチデザイン(感覚とデータを組み合わせて能力開発を行う取り組み)を変えるだけでも、すごく変わってくると思う。次に生かしていきたい」と19歳らしからぬ言葉で次回登板を見据えた。待望の1軍デビューへ、イニング、球数を増やしながら一歩ずつ前進する。(横山尚杜)

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