ソフトバンク・和田、“松坂世代”の希望星!力投で盟友にエール - SANSPO.COM(サンスポ)

ソフトバンク・和田、“松坂世代”の希望星!力投で盟友にエール

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6回無失点の好投で2勝目を挙げた和田。松坂世代は、まだまだこれからだ!(撮影・林俊志)  (パ・リーグ、オリックス0-7ソフトバンク、2回戦、ソフトバンク2勝、15日、京セラ)同じ時代を生きてきた仲間に、戦う姿勢を見せたかった。ベテランらしいテンポのよさが、大阪を包む。ソフトバンク・和田が6回1安打無失点の好投。2勝目を手に入れ、にっこりと笑った。

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 「中10日でもいつも通り、いい状態でマウンドに上がりました」

 3四球と苦しんだが、二回2死からロドリゲスに左前打を許しただけ。最後の88球目、この日最速141キロで吉田正を遊ゴロに打ち取った。4日の日本ハム戦(札幌ドーム)に続く2連勝。今季自身初の有観客試合で、ファンはもちろん、テレビの向こうにも勇気を届けたい人がいた。

 「2018年、(左)肩が治らず心が折れそうになったとき、あれだけ苦しんだ(松坂)大輔が復活して投げる姿に励ましてもらった。『よし、もう1回』という気持ちにさせてくれたのも、大輔の姿でもあったので」

 球界を引っ張ってきた“松坂世代”も、現役選手は残り5人。藤川(阪神)も今月12日に右肩のコンディション不良で抹消となり、現在1軍にいるのは、もう和田だけだ。今月5日に「脊椎(せきつい)内視鏡頸椎(けいつい)手術」を受けた松坂には、連絡を入れた。「辛い決断だったと思う」。和田が左肩痛で苦しんだ18年、松坂(当時中日)はカムバック賞を受賞。松坂の登板日は欠かさずテレビの前で見守った。もらった力を、今度は自分が形にする番だ。

 チームは今季最長の5連勝。貯金「2」となり、ロッテと同率2位に浮上した。工藤監督もチーム最年長39歳の和田に「(中10日でも)ベテランらしいというか、変な力みがなかった」と最敬礼。つかまえた波を簡単に放すつもりはない。

 「自分は自分で必死ですけど。少しでもそういう(励み)風に思ってもらえれば」と和田。来年2月には40歳。仲間が元気に帰ってくる日を、和田はマウンドで待っている。(竹村岳)

★「不思議な感覚でした」

 和田はオリックスのジョーンズを2打数無安打に封じた。米大リーグ・カブス時代に対戦経験があり、オリオールズでは同僚に。「不思議な感覚でした。彼も帽子に手を当てたりしてくれたので、四球だけは出さないように。こういう形で対戦できて僕もうれしいです」と笑顔だった。

 また、前回登板の4日(日本ハム戦)は栗原の24歳の誕生日で、この日は今宮の29歳の誕生日。和田は「クリ(栗原)は投げ終わった後に知ったけど、健太(今宮)は投げる前から知っていたので絶対に勝ちたかった」と明かした。

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