大商大の149キロ右腕・吉川、9球団スカウトの前で5回0封 関西六大学代替試合スタート - SANSPO.COM(サンスポ)

大商大の149キロ右腕・吉川、9球団スカウトの前で5回0封 関西六大学代替試合スタート

更新

大商大のドラフト候補・吉川は9球団のスカウトが視察する中で好投を演じた=13日、皇子山球場  関西六大学野球の春季リーグ戦中止に伴う代替試合がスタートし、大商大のMAX149キロ右腕、ドラフト候補の吉川貴大投手(4年)が第1試合の神院大戦で5回5奪三振、無失点で6-3の勝利に貢献した。第2試合は降雨中止順延。14、15日の試合も降雨予報のため中止、順延となった。

<< 下に続く >>

 9球団14人のスカウトが視察する前で、雨の悪コンディションに負けず真価を発揮した。この日最速145キロの速球とカーブだけの配球で5回3安打。5三振を奪い、無四球ゼロ封だ。

 スカウト業務も兼務する巨人・水野巡回コーチは「ストレートの力があるね」、中日・中田編成部アマスカウトアドバイザーは「アウトローに決まるし角度もある」と称賛。広島・鞘師スカウトは「十分指名候補にあがる」と総じて高評価だった。

 「しっかりゼロに抑えられてよかった。成果を出せる場はありがたい」

 1学年上に昨年の中日2位・橋本、ヤクルト4位・大西のWエースがいたため、リーグ戦0勝で先発すらなかった右腕が、3月のプロアマ交流戦で阪神を5回0封、オリックス完封と好スタート。しかし、コロナ禍で4月から約2カ月、自主練習。やっと巡ってきた先発で快投を演じた。

 ただ、プロ志望届提出については「考えていない。目の前の試合だけです」と慎重。毎年のようにプロへ選手を送り出している富山陽一監督も「届けを出すのか、段階を踏むのか、本人の希望を聞いて決めていく」というが、プロが放ってはおかない存在だ。

吉川貴大(よしかわ・たかひろ)

 1998(平成10)年7月27日生まれ、21歳。島根県松江市出身。投手。竹矢小3年で野球を始め、開星中で軟式野球部。開星高3年選抜1回戦敗退。大学1年春ベンチ入り。182センチ、80キロ、右投げ右打ち。

PR