阪神・大山、本物の4番になれ!マルテ押しのける働き矢野監督期待 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神・大山、本物の4番になれ!マルテ押しのける働き矢野監督期待

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室内でフリー打撃に臨む大山。目下、絶好調だ(撮影・水島啓輔)  (セ・リーグ、阪神-巨人=雨天中止、7日、甲子園)大山、任せた! 阪神は7日、巨人戦(甲子園)が雨天中止となり、甲子園の室内練習場で汗を流した。本拠地開幕戦は8日にお預けとなったが、大山悠輔内野手(25)が今後も4番として起用されることが決定的に。矢野燿大監督(51)は「本物」の4番になることを厳命した。

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 20日ぶりに虎が甲子園に帰ってきた。2連勝中も、苦しみ抜いた開幕5カード連続のビジターが終わった。内野に敷かれたシートは上げられることはなく、巨人戦は雨天中止。本拠地初戦は雨で流れたが、開幕前とは明らかに違うニオイがあった。それが大山。室内で練習を終えた矢野監督が強烈なハッパをかけた。

 「まだまだポテンシャル持っている選手なんで。そういうところでは、ここから本当に押しのけていく選手になるというのは本物だと思うんでね。そういうものを期待しています」

 フリー打撃などで汗を流した大山は目下、絶好調だ。4日の広島戦(マツダ)でマルテが左ふくらはぎに違和感を覚え、途中交代。そこから代役として、2試合で6打数4安打、2本塁打4打点と快音を鳴らし続けた。

 マルテは打撃練習を再開させ、近日中にも実戦復帰する見通し。まだ足に不安を抱えているというが、虎党が気になるのは、マルテが戻ると大山が外れるのか、ということ。その不安に対し、井上打撃コーチが、7日の巨人戦でも「4番・三塁」を大山に任せる方針だと明かした。

 「あれだけのものを見せてくれると『外したくない』という思いに、監督や俺らもなる。うまくことが運んでいるうちはあえて変える必要はない。打順をごそっと、というのは、今のところ考えていないですね」

 真価を試すには絶好の場面となる。昨季、開幕から105試合連続で4番を任された大山が最も苦手としていたのが巨人戦だった。セ・リーグの他球団相手ではワーストとなる打率・205。今季は開幕2試合目で「5番・左翼」で先発したが、1安打のみ。同一カード3連敗を喫するなど屈辱を味わった。巨人戦で打ってこそ、虎の主砲の価値がある。和製大砲の復調を確信した井上コーチは「今は外野にも挑戦して、サード、ファーストと守れるポジションの幅も広がってきているから、なんらかの形でオーダーに組み込みたい」とスタメン表に刻むことを約束した。

 「あれだけの内容も中身もしっかりあるしね。(昨季)1年間出るというところでは、あいつの中のステージが上がった部分はあると思う」

 矢野監督が力を込めた。今は中堅も守り、ボーアやマルテにポジションを譲らなければいけないかもしれない。ただし、この伝統の一戦が彼らを「押しのける」プロローグになるかもしれない。打率・389という勢いがある今なら、大山に首脳陣もかけられる。

 2日連続の雨天中止は想定外もたっぷりと充電できた。「プラスの部分はプラスにとらえて、明日からまたやっていきたい」と指揮官。いよいよ、「4番・大山」としてのG倒が幕を開ける。(大石豊佳)

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